Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

急展開お義母さんの入院

お義父さんのお葬式の後、なぜか自分の父親の服の整理に丸二日かける息子たち。

 

なんで今やねん!そんなん先の事やろう。

せっかくの休みを無駄にすごした男たちに業をにやした嫁たちはキレタ。

 

お義母さんのことが全く後回しなのだ。

私がいるからなんとかなるだろうと思ったのであろう。

 

包括支援の方に相談!!お母さんの病院!!

本日のメンツは義弟、と嫁と私。

 

そして本日、包括支援の方が来てくれた。

義父が亡くなり事態は深刻になってきたことを解ってくれた。

すぐに病院で検査をしようということになった。

 

たまたまこの時間に開いていた病院は、昔から人がよく思わない所だった。

昔は精神病院で、今は総合病院に精神科が付いている形である。

 

まず内科で診てもらいその後精神科へ。

精神科は古い建物で昔からの塔に見える。

寂しい感じだ。

 

まず、普段様子を見ている嫁たちから話を聞いてくれた。

コンロの火をつけっぱなしでも気づかない事

夜に飛び出した事

満腹感がない事

腐った食物がわからない事

何度も何度も化粧をする事

どこに何を置いたかわからなくなる事

 

色々聞いてもらった。

その後、先生の診察。

先生からの質問の答えで

 

「お父さんは今日ここに一緒にきています。」亡くなっているのに

「72歳です」本当は80歳なのに

息子の名前を自分の主人の名前で言ったり

私の事を従姉妹だと言ったりしていた。

 

先生は即入院しましょうと言った。

びっくりした。

とにかく心配な糖尿とか、ほったらかしになっていた

認知症の治療をしてもらえたら助かる!と思い入院をお願いした。

 

しかしお義母さんの部屋を見て皆がガクゼンとした。

 

部屋はピンクに塗られているがはっきりいって独房だった。

義妹は泣き出した。

 

テーブルもない。トイレが付いているがトイレットペーパーもない。

壁もピンクだがマットレスである。

暴れてよい部屋。である。

 

お義母さんは暴れはしない。

不憫すぎる。

明日には大部屋に移してもらうようにお願いをした。

 

とにかくこの検査で要支援からレベルが上がるように願う。

そしてお義母さんが入れる施設を探そう。

お義母さんが安心するところへ。

 

もう家に帰っていいよと旦那に言われたが、お義父さんのお骨を一人ぼっちにしてしまうのが忍びなくて今日は一人でここへ泊まることにした。

 

そうしたら丁度、お義父さんたちがやっていた喫茶店の大家さんと、隣の店の方がご焼香にきてくれた。いてよかった。

 

お義父さんの思い出をたくさん話してくださった。

そして仲がよい二人をうらやましく思っていたことも。

やっぱ幸せな人だったんだなあ。

 

 

お義母さん。

泣いてるかもしれない。

ごめんなさい。

 

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