Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

お義母さんと実家の処分

先日、旦那が久し振りに自分の実家の事で動き始めた。

 

義母の見舞いと、グループホームの見学、実家の片付けと墓参り(草むしり)と

土日でたっぷりやってきたようだ。

 

本当は私も同行する予定だったが、体調不良なので今回は勘弁していただいた。

 

グループホームは2箇所周ってくれた。

 

一つがとてもよい雰囲気だったらしい。

 

こちらの費用は年金と少しばかり私らが負担金を出す事でなんとかなりそうだと。

 

「ホームの人が好感触だったからもう入所できるわ。」

と旦那は言うが、もう1箇所も今すぐ入れますよ!と言っておいて駄目だったこともあるので私はにわかには信じていない。

 

ホームからしたら、

長く利用してくれる人

あまり手のかからない人

 

が理想のようだが、いかんせん

少しでも高いお金を払って入所してくれる人

だって大切だろう。ボランディアじゃないからね。

 

ウチの場合は上の2つはクリアしているがお金はあまりない。

そこ、だよね。

 

 

それと、これは私も思っていたのだが…

最近お見舞いに行くと義母はとてもそりゃあとても元気。

正直、私より数億倍元気。笑

 

airちゃん」と名前こそ呼ばれなくなったけど、私が来るとちゃんと普通に話す。

 

 

というか何度も同じことを言ったり聞いたりしない。

まあそんなに長くいないのだけど。

爆弾であろう義父が亡くなった話は私からしないし…

 

それにしても、あまりにも普通でアルツハイマーが治ったのか?と思うほど。

 

しかし冷静に考えると、治ったのであれば病院にいることを超絶嫌がるはずだ。。。

 

 

やはり旦那は言った

「俺が家に帰って一緒に暮らせないかなあ。」

 

あの元気さを見るとそう思うだろう。

そりゃあそうだ。

 

しかし、実際一緒に暮らす(面倒を見る)のは私だ。

 

1日中、6畳ほどの部屋でヒザを付き合わせるくらいの感覚で一緒にいるのは私だ。

 

 

義母がアルツハイマーでなくてもお互いが息がつまるであろう狭さ。。

 

 

そして私の母の調子が悪くなれば、私は田舎へ行く。

では後は誰がみるの??という問題がある。

義弟の嫁はこちらの家のことを全て放棄しているので頼れないであろう。

 

 

そんなこんなを考えて、さすがの旦那も実家へ帰ることは思いとどまっているのでしょう。

 

 

それに伴い出てくる大仕事が実家の処分である。

 

 

40数年から暮らした家。

物だらけだからそう簡単には片付けられない。

 

自分の家なら少し放置も出来るが賃貸なのである。

現在、空家賃と空光熱費をもう半年も払っている。

すぐにお金は底をつく。

 

旦那や義弟からしたら自分の家だ。

無くなるのは辛いだろう。

処分しなくてはいけないのは胸が痛む。

 

 

でもお金が溢れるほどある訳ではない。

 

 

早く処分しなくてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

全部私が悪いのかと思ってしまう。

 

私が喜んで旦那の実家に行けば丸く収まることなのだろうから。

 

 

ずっとそんな思いが揺れ動く。

 

 

 

私が悪魔なのかと。

 

 

 

 

でも

 

だ。

 

 

今、余力のある時にやっておかないといけないと思えてきた。

 

いまグループホームに入所しなければ、本当に駄目になった時に入れる保障はない。

入所希望者は今より溢れ帰り、貯金は完璧に底をついているであろう。

 

 

このままいけば、いづれ

あの家の処分は娘たちに丸投げになってしまう恐れがある。

 

義母を看取った後の私達に余力は無いと想像する。

 

最悪の場合

アルツハイマー以外に何も体に異常のない健康体の義母(義母の母親は百歳以上生きた。)だから下手したら私の方が早く動けなくなるかもしれない。

 

 

 

 

義母さん。

 

ごめん。

 

丈夫な嫁じゃなくて。

 

 

ごめんね。

 

娘たちによう迷惑かけられへん。

 

許してください。

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ状態へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

 

スポンサーリンク