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ひとりの主婦の小さな世界 

男はつらいよ50周年 NHKドラマ「少年寅次郎」

今年は「男はつらいよ」50周年記念。

この1年あちこちの企業がコラボコラボでたくさんの寅さんグッズを目にした。

 

もちろんオーラスは年末に公開のお正月映画「男はつらいよ お帰り寅さん」が控えている。

 

www.cinemaclassics.jp

予告を見るだけで涙が止まらなくなってしまう~~ああ~~大好き~😍

 

そんなに好きなクセになんの発信もしない自分を責めつつ👈できる事をやろうと思い本日の記事を書いております。

 

 

 

今年数ある50周年の企画の中で私を夢中にさせたのは、、、、

NHKドラマ「少年寅次郎」!!

 

www.nhk.or.jp

 

このお話は山田洋次監督が書き下ろした寅さんの幼少期の物語。

寅さんが自分の幼少期について語る形で綴られた小説「悪童 小説寅次郎の告白」をベースに作られたドラマです。

 

 

ファンにしてみたら、山田洋次監督以外の人が作る「寅さん」、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

それは寅さんなのか????

ちゅー心配があった訳ですよ。はい。

でもね。見ないわけにはいかないじゃないですか。私の大好きな寅さんがどうなっているのか見届けたいじゃないですか。👈

 

 

しかしですね、このお話はどうやら寅さんの義母「光子」さんが主人公ぽい。壁|ェˇ≖。)

 

 

自分の旦那が芸者に産ませた子どもを大切に育て上げた女性。

 

映画「男はつらいよ」では寅さんの実母は出て来るが、義母の光子さんは出てこない。

とっくに亡くなっている設定だったから。

1作目に写真でチラリとだけ出て来るくらいかな〜。

その光子さんにスポットをあてるのは中々に面白い。ちと希望も湧いてきた所で観始めた訳です。

 

 

 

感想は、、、、、

先にもやった事を言いますね。

シリーズを全部見ている身としては「あれ?寅さんが言ってたことと違う?」みたいなストーリーがあること。

光子さんは寅さんが家を出てから亡くなったはずだけど、、死に目にあってる???とかね。

(第1作の冒頭で寅さんが、親が亡くなった事は風の便りで聞いたと言っている。)

 

 

後、少年の寅ちゃんがただただ可愛い…

悪ガキの雰囲気はまるでない。いやむしろいい子ではないか…

柴又界隈の人が自分の子どもを叱る時の決まり文句

「そんなことしてると寅さんみたいになるよ!」にあてはまらない…

 

寅ちゃん役の子も演技派というよりもどれだけ寅さんに似ているか、彼を思い起こせるかで選んだ感はある。

そのせいか、彼の心の動きがわかりづらい面はあったけれども、あれだけ似ていると只々嬉しくなってしまうんだ。ファンは弱いよ。

 

 

しか~し!開口一番言いたいのは、光子役の井上真央さんが最高!!

ちゃきちゃきした聖母マリアっぷりがまぶしかった~✨✨✨

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自分の子どもと分け隔てなく寅次郎に愛情を注ぐ「光子」さん。

ああ、、もしかして寅さんは相当なマザコンのせいでマドンナとうまくいかないんじゃないかと思ってしまうくらい。。ため息

 

 

お父さんの平造さんは絵にかいたようなダメダメ男!!

寅さんの悪いところは全部お父さんに似てしまったのね…と思うくらい。

気が短くて喧嘩早く、すぐにふいっと出ていく所とか!!!!笑

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毎熊克哉さんが超リアルに演じてくれて本当に憎たらしかったです!笑

 

 

若き日の、おいちゃんおばちゃんも良かったー。おばちゃんがチャキチャキしていて驚きましたが(映画の中のおばちゃんはいつも寅さんに気を使っていて、男を立てている昔の女性のイメージ)岸井ゆきのちゃんが元気いっぱいに演じてくれて益々おばちゃんが好きになりました。

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それに髪がフサフサの御前様。

石丸寛治さんが将来の笠智衆。なんかエモい。

ちょくちょく御前様の決まり文句を言ってくれたりしたのがツボ。

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寅次郎の中学の先生が岸谷五郎さん。

この人は将来、水戸黄門で有名な東野英二郎さんに!笑

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将来のマドンナも2人登場!

御前様の娘さんの冬子さん

先生の娘さんの夏子さん

彼女たちが出て来る度に寅さんの恋を思い出せる~

 

 

 

でー。マドンナといえば寅次郎の妹のさくらちゃん。どのマドンナにも負けない真のマドンナ妹のさくらちゃん。

 

いやあ、、子役の野澤しおりちゃんがすごかったです。はい。

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彼女は顔が似てるとかじゃなくて、ほんとのほんとに小さいさくらちゃんだった。

もう倍賞千恵子のさくらの姿が何度も目に浮かんでしまうんですよ!

もしかしたら彼女が一番まごう事なき本物だったのかもしれない。素晴らしかったー。

 

 

作品全体を通して見て、本当に「男はつらいよ」をリスペクトした人が作っているなと感じました。

随所随所に映画を報復させるシーンやセリフがあり、ファンを安心させてくれましたね~。

ラストシーンが1番それを表していましたね。

 

寅さんが啖呵売で商売をしているところで映画が終わるのが定番ですが、今回もそうで、寅ちゃんが習いたての啖呵売で商売をするところで終わりました。

ああこれだよ。これ。

 

あー、良かった。

満足満足ー!で終われる黄金のパターンですよ。

私の母も「あの子は上手い事啖呵売言うとった!偉いわ!ようやった!」と絶賛しておりました。

 

啖呵売を流暢に喋るのはメチャ難しいから。

ああこれからあの寅さんに繋がるんだな、、と思える素敵なラストでした。

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ファンにとってはもちろん、寅さんをぼんやりしかしらない人も「男はつらいよ」を観たくなるドラマでした!

 

 

最後に寅さんの啖呵売をば


車寅次郎の生業 第1作 男はつらいよ

 

 

 

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