Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

ラストに題名が沁みてくる映画「うたかたの日々」

この映画に興味を持ったきっかけは香水だった。

ムードインディゴ

lesillage.thebase.in

 

ふわふわっとした花の香りから段々と水辺の匂いになり最後は深い水底に来たような感覚になる何とも言えない香りだった。

 

この香りは「うたかたの日々」と言う映画をモチーフにして作られたと言う。

肺の中に睡蓮の花が咲く病気になった妻の為に奔走する男の物語らしい。

とてもシュールな映画でダンスシーンで人物の足がびょーんと伸びたりするとかなんとか、、

不思議でロマンチックな物語なのかな?と興味をそそられた。

アマプラで無料では無かったのだけど、どうしても観たくなってレンタルして観ました。

 

見初めて5分で私が思った事は「レンタルじゃなく購入すれば良かった!」だ。

パステルカラーの画面にワクワクする音楽! 

横一列に並んだ人達が目の前に流れてくるタイプライターを打つ。少し打つと直ぐに横に流れて行って横にいる人がまた続きを打つ。

その文章はこの物語の冒頭部分だ。

 

何これ!たのしい!!

一瞬で惹きつけられる始まり方です。

主人公のコランの家は広くて明るい。働かなくても良い身分の人のようだ。

コックで友人のニコラがお皿の上で踊る不思議な料理を作っている。

ある作家にのめりこんでいる友人のシックが家にやってくるのだけど、呼び鈴がゴキブリのように這いまわってなり続ける。コランとシックが握手する時に握りあった手がぐるぐると回転する。

はい。カオスですね。笑

それが軽快で楽しい音楽に乗って繰り広げられるのだけど、そういう世界だと割り切れば面白くなってくるんですよね。

ダンスパーティーでコランが運命のひとクロエと出会う。そこでビグルモアというダンスをしているのだけど、これが噂の足びよ~んダンス!!!どうやって撮影しているのかきになってしょうがなくなります。(動画を貼るので見てみてください)

 

数日後、ニコラが焼いたピンク色のデコレーションケーキを切ると中から香水瓶とクロエと次のデートを示すお手紙が出てくる。シックは香水をがぶ飲みして、コランはデートに飛び出して行くんです。ありえないんだけど可愛くて大好きなシーンです。

 

コランは内気な感じで直ぐに自分の言動を恥じて逃げ出したりする男なのだけど、クロエはそれを優しく包み込んでくれるんです。素敵カップルの出来上がりです。

白鳥型の乗り物に乗って街の空を飛ぶというロマンティックなデート。。。

ここで流れる曲でクロエが歌詞を“コラン”に変えて優しく歌う声が可愛すぎて、、、

 

幸せ絶頂な2人の結婚式も又奇天烈でカオスなんです。

教会の入り口から式場までのカーチェイスや謎のロケット発射!めくるめくシュールワールド!

しかしですね、、、、、早くもここらへんから不穏な空気が流れて行くんです。。

画面が明らかに今までとは違う色になって行くんです。。。

クロエが肺に睡蓮の花が咲くという奇病になってしまいます。

ここら辺から坂道を転げ落ちるように不幸が襲ってきて、、、、、、

家がだんだん狭くなって窓から日が差さなくなり色彩が無くなって、、

最後は完璧な白黒になって終わってしまいます。

 

びっくりするくらい最初と最後の世界が違うんですよ。

やっぱりレンタルで良かったかと一瞬思うくらい悲しい。

もう観るのは結婚するまででいいわ、、、こんなに悲しいなら、、、、と思うくらい。

 

 

もやもやして、居てもたまらずボリス・ヴィアンの原作小説を購入。👈

読んでみた。

 

感想

「先に映画見といてよかった~!!!!」(そこ??笑)

 

フランス文学とはこんなだいたい感じなのか??

前にジャン・ジュネの「泥棒日記」を読んだ事を思い出しました。

感情と詩の羅列で物語が全く分からなかった!笑(でもハマって他の作品も読みまくったけど!!!)

ジュネとは違うのですが、ありえない事がさも当たり前みたいにサラリと書いてあって

理解しようとすると「う?うううん???」て頭がグルグルになるタイプのやつ。

視覚で予習したから「ああそうゆう事か~」と思えるのであって映画を観ていなかったら「う?うううん???」ですわ。

そう思えばかなり原作に忠実に映像化しているので感動ものです。

監督天才やわ。

 

しかしですね。。。ラストが暗黒なのは変わらない訳で。。

 

どーしていいか判らなくなってもう一回映画を通してみた。

 

うたかた 泡沫

幸せって泡沫なのかな。泡沫のように消えて行くものなのか。

ぼ~っとして生きているけどこの日々が泡沫なのかもしれない。

なんか泡沫って大切なんかもしれない。

大切に思わないといけなのかもしれない。

消える前にありがとうと言えるように心がけるようにしよう。

ナンテありきたりの事を思いました。

 


www.youtube.com

 

 

 

 

 

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2022 2月終わりのmyがーでん

春めいてきましたね。

昨年からがーでんをほっぽらかしにしていたのに、春の息吹きをみせてくれている植物たちです。

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日本ハッカちゃん。細い茎がひょろりとしてますよね。その先に虫にやられず、わずかに残った葉っぱ。もう枯れてしまうかと思いきや。

残した葉っぱ部分ももさってきて、、
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なんと新しい芽吹きまで!

あーよかったあー✨✨

 

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虫で全ての葉が瀕死だったミントちゃんも、新しい芽が!(T . T)ありがとうありがとう!

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晩秋に買ったミントスパニッシュ。。

まだ虫の害がないので元気、、とゆーか冬やのにメチャ伸びまくった!

いや、、冬だからだな、、まだ虫がいないから、、これからが怖い、、

 

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バラちゃん達は一気に新しい葉が!!

楽しみすぎる!

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そして私のジャスミンちゃん達。

今年初めてわかった、、今まで虫とかにやられてメチャめちゃ詰んでしまっていたせいで咲かなかったんやなと。。

マジほっておいたら、こんなに新しい芽が!

ああああああ!✨✨✨✨

 

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そしてワサワサの沈丁花ー!!

やばいくらいデカいが、蕾いっぱ〜い✨✨

楽しみすぎるー!

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挿木も咲きそう。葉折れたけど。。

他にもなんとかかんとか頑張ってくれている子たちがいるので楽しみです。が、、

虫との戦いまた来るよなー。(T . T)

 

 

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映画「ばるぼら」二階堂ふみの体を借りて現代に蘇った女神を堪能せよ!

映画が作られている事を知ってから数年間、今か今かと待ち続けていた映画

ばるぼら

やっと予告を観れた時、部屋を転げてもんどりうちましたよ、、もう。

 

youtu.be

 

私は原作はなんとなく読んだ事があるくらいで、作品の熱狂的なファンではない。

じゃあ何を熱狂してるのか?

 

二階堂ふみである。

 

私の最推し女優のふみちゃんが!オレのふみが!👈👈👈

ばるぼらを演じてくれるという事が私を駆り立てているのだ。

 

映画が公開されたと同時に旦那と観に行きました。

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さて、感想はというと

OPから世界観を全て表すようなキレッキレッのジャズが流れて最初からビリビリしびれさせてくれます。作品そのもののような曲で素晴らしい!(サウンドトラック欲しい!)

 

ふみちゃんがスクリーンに現れるや否や見事に「ああ、本物ばるぼらがいる!」と心が震えちゃいました。ああ!「ばるぼら」はこんな声でこんな喋り方するんや、、、とウットリ。

 

さて物語の主人公の小説家、美倉の稲垣吾郎ちゃん。

原作の美倉は吾郎ちゃんみたいに美男子ではないが、超頑固の変態というキャラクターは吾郎ちゃんにピタッとハマっていたので違和感がなさすぎた!(ありがたい)

 

更にコナン・ドイルの撮影なので、俳優たちのみならず画面全体が美しい。

新宿が舞台なのだが、現在のような昭和のような、、いつの時代なのかわからない雰囲気を巧みに作り上げている。

 

風景は今の風景だけど、「ばるぼら」というキャラクターが昭和の雰囲気があるのかな。ボロボロの服を着て、大酒飲みでタバコを吸いまくるとか。。

昨今の映画やドラマでは中々見ない女の子だから。そこに妙に憧れてしまったりします。(私の中の中2が暴れる、、)

 

美しく自由奔放でミステリアスな「ばるぼら」に主人公でなくともどんどん惹かれていくのは仕方ないかと思われます。👈

手の付けられないあばずれだったり、可愛い少女にもなれるし、突然セクシーな大人の女になったり、魔女のような妖しさも女神のような神々しさも持ち合わせておいでなんですよ。(知らない人は頭こんがらがっているでしょうなあ、、でもそういうキャラクターなんです)

「ヤバイよ、、」と美倉に忠告してくれる周りの人も数々いれど「そんなの関係ねええええ!」と、どんどん彼女にハマっていって理性を失うというか無くしていく主人公。。

わかるぜ!美倉あ!

そんな風に彼と一緒に落ちていくのが楽しくもありました。👈👈👈

美倉がばるぼらの元彼に「お前も同じ道をたどるんだ!」的な事を叫ばれていましたが、いやあ、、映画を観ている私にも言われている感じがしましたね。笑

 

ラストの地の底まで落ちきった美倉の鬼気迫るシーンはさすが吾郎ちゃん!いっちゃってる演技は秀逸です!!!

でもなぜか主人公が可愛そうに思えないんですね。

彼はあれで幸せだったのかなと感じました。

 

原作のニオイはそのまま、新しい世界観をつくりはったな、、、手塚眞監督、、、ふふふふfと思いながらパンフレットを見るとね、脚本が載っているんですがね。。。。。

ラストがね、、映画とちゃうんですよーーーーーーーーーーー!!!!!

そしてどうやらそのシーンは撮影したが、結局ぶった切ったぽい、、、、、

まーじーでー!!!

いやあそれあった方が色々納得いくやん!それないからなんとなくぼんやりした終わりかたやったやん!監督ーーーーーーーーーー!

ネタバレだから言えないけどーーーーー!

もやる気持ちを抱えながら時間は経ち、完全受注生産のブルーレイも発売され(買った)今やアマプラで観れる時代になってしまいました。。

 

やはりこれは原作を読まなきゃいけないな、、、、と思い電子BOOKで購入して一気読みをキメました。。。

 

ヒイ。

ひいいいいいいいいいいいい。

手塚眞監督、、、、、驚くほど原作に忠実!!!

父親の作品をと言えど監督として大きくアレンジしてはるかなと思ったのに、、

リスペクトがすごいんだろうなあ、、、

最初に美倉がばるぼらを拾ってマンションへ連れ帰るシーンなんか漫画の絵そのまんまで、その一コマを三次元化したみたいなんです。これには驚愕いたしました。

(後再現率でいえば満場一致でばるぼらの母ムネーモシュネーでしょう。これも完璧な三次元化でした。)

 

ラストも脚本と同じだよーーーーーー本当にカットしないで欲しかった、、、

 

改めてちゃんと読み返してめちゃめちゃ面白い!!!やはり手塚治虫は天才だったんだなあと当たり前の事を実感させていただきました。

 

これをふまえてもう一度映画を見返すともっとビックリすることがあるかもしれない、、、、

よし女神を再度堪能させていただきまーーーす!

 

www.barbara-themovie.com

 

 

 

 

 

 

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気合を入れて行って欲しい! 大坂中之島美術館 超コレクション展

待ちに待った、、大坂中之島美術館お~ぷ~ん!!!!✨✨

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情報を目にする度にワクワクしておりました!

大阪市が構想を打ち出してから39年後にやっと出来た美術館、、、アツイ。

その美術館が満を持しての「超コレクション展」!

きっとドヤ感すごいはず。。(大期待)

 

佐伯祐三、モリディアーニ、マリー・ローランサン等の目にしたことがある作品から、クラシックポスター、家具もあるとのこと!!

コロナ渦でも人は多そうなので、有休をとった平日に勇んで行きました✨✨

 

川沿いにそびえ立つ四角く真っ黒の建物。どど~ん!

入ってみると、、人多!!!!なんで?平日やで、、(お前もな)

美術ファンの期待度がビンビン伝わりますわ。

 

さあ。。最初はどんな作品かな、、

いきなり佐伯祐三ーーーーーーー!

そしていきなり撮影OK作品登場~

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佐伯祐三といえばの大定番「郵便配達夫」

 

おおお。これが有名な、、、、

キマッテる。

絵を観る時につい想像するのがその柄のTシャツだ。

郵便配達夫Tシャツ絶対カッコイイ。欲しい。。

 

続いてマリー・ローランサン!!

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ああ。。可愛い。。

ピンクとグレーの色合いのせいか可愛いと寂しさが同居する彼女の絵。

綺麗。。

 

そのほかユトリロ上村松園、屏風絵や中之島の風景を描いた作品などをじっくり鑑賞。。

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ああ美しや。

 

 

美術展中盤に私の心に残った作品がありました。

観た瞬間、強烈なオーラに包まれてかなり長い間その絵の前から動けなくなったんです。

その絵は今井俊満「広島」という作品です。

白をベースに黒の油絵具が叩きつけられるように細く何度も重なっていて、良く見ると所々に汚れた布のようなものが練りこまれている。

「むちゃくちゃ」という言葉が浮かんだ。あの日無茶苦茶になってしまった広島を観ているように感じた。

汚れた布は人がそこにいた証のようにも思えた。

この絵の前で立ち止まる人はほとんどいなかった。(私が陣取っていたから?)

絵から発せられるパワーに閉じ込められてしまった。

隣には同じ人が描いた「パラパラ」という作品があるにですが、これがまた対照的。携帯を握って楽しく笑いあう若者をキャラクタータッチで描いてある。

世界観の違いに驚かされました。

 

さて、、まだまだ続くぞ。

草間彌生は初めて観ましたが、正直ビビるほどの世界観だった、、個展行きたい、、

 

オミクロンという作品(オミクロンとは翻る旗の意味らしい)

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しかしながら、、、、ここらへんで疲労感が、、、

思ったより、、、広くて多い、、、、

が、頑張るぞ。。ふん!と気張って次へ!!

 

 

アールヌーボーの時代のポスターのコーナーだ!

お馴染みミュシャロートレックが並んでいます。お馴染みさんと並んでこの時代のミュシャ風の絵もたくさんありました。

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家具シリーズは色んなイスや机、戸棚がまあ家具屋か!ゆ~ほど見られます。

いいなあ~欲しいなあ~みたいな机もありました。

 

歴代オリンピックのポスターは胸アツでしたね!大河ドラマの「いだてん」を思いだして心躍りました。

最後に美しい「ミス・ブランチ」というイスがありまして。

薔薇が閉じ込められた華やかなイス、、、、

写真を撮る人が多く人無しの写真を撮るのは難しいスポットです。

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横向き。

ああああああああああ。

終わった、、、やっと、、、終了、、、

2時間半くらいかかった、、、、

正直、、、疲労困憊します。。。

情報量が多すぎて!!!これ2回にわけてもええんちゃう?くらい。

良く見たら400点展示とあるやん、、

中之島美術館の意気込みが、、、凄すぎ、、、た、、、

私は美術展はしごの予定だったのですが、もう体動きませんでした。笑

 

これから行こう!と思っている皆さま。

中之島美術館に行く日は中之島美術館だけの予定にした方が良いです。

1日を中之島美術館にささげる覚悟で!!

気合入れて!

 

 

 

次はモリディアーニ展、岡本太郎展覧会が控えているぞ!たたた楽しみすぎる!!

 

 

下の階に降りる時にいるトラちゃんと、お庭のねこちゃんになんとか挨拶して帰りました。

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疲れたけど楽しかったー!!

 

nakka-art.jp

 

 

 

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花を色で選べない貴重体験 偏色花屋

Instagramで偶然流れてきて、ハッとした。

fabcafe.com

edalab.(前田裕也さんのよる植物プロジェクト)

制約の多い花屋さんの企画 偏色花屋。

お花とお客の間にカラーフィルムを掛けて本来の色がわからない状態で花を選ぶという企画のようだ。

ヤバ!

これは行かないと後悔する!と思い立ち出掛けました。

良い天気に恵まれたので、京都の街並みを楽しみながらお散歩気分で企画が開催されているFabCafe Kyotoさんへ向かいました。

 

到着して中に入ると、、

 

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おお✨✨

これだー!!

わあ〜なんだか不思議な感じ〜。

鮮やかなカラーフィルムが蜷川実花感がある!

なんて思いましたが、似て非なる物だなと気づく。

蜷川実花👉花がカラフル

偏色花屋👉花自体の色は分からずぼんやり

でもそのぼんやりがなんとも言えず神秘的✨

 

私が来た時、先客の若いお嬢さんたちが嬉しそうにお花を選んでいました。その後ろを怪しいおばさんが覗き込んでいる風になっていたと思います。笑

私が選ぶ番がやってきた!

カラーフィルムに貼り付くように目を凝らす!笑

形で見ると、、一際目を引くアネモネが気になる、、、きっと赤いはず、、

でももう一つ気になる青い小さなお花が。

悩みましたが両方で!とお願いしました。

赤いのと青いのと真反対のお花。

相変わらず統一感ないなあ、私、、と思っていると、、

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なんだか素敵なブーケになった!

私の訳の分からないチョイスが!

嬉しい💕

カフェで食事をしながら見ていると次々と人が来てお花を選んでいらっしゃる。

手に取ったとき皆んな驚きと喜びの表情になる。

素敵だなあ〜

眺めているだけで幸せ✨✨

 

しかしこの企画は第四回目とのこと事前に過去の様子を調べてきたんですが、、

 

第一回 影を売る花屋

シルエットで花を選ぶ

 

第二回 証言を売る花屋

その花を見て得た印象を言葉にしたカードがあり、花を買う人はその言葉の印象から花を選ぶ

 

第三回 行方知れずの花屋

誰かが選んだ花とメッセージを受け取り、自分も次の人の為のブーケとメッセージをつくる。次に来た人が又それを受け取る。

 

それを知った私は

まーじーかー!全部行きたかったー!と悶絶しましたよ!

何故知らなかったのか!

くーやーしーい!

と、この思いをedalab.前田さんにぶつけると👈

次の企画をちょこっと教えてもらいました✨✨

これも気になる!!

絶対来ます!!!!!

と約束してカフェを後にしました。

 

外に出ると、、

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わああ✨✨

綺麗やあ!

駅まで結構長い道のりだけど超ハッピー!

何て良い日だ~

 

え?

で、本当の花の色はどんなんだったの?って?

見たいですよね~

それでは、、

お見せします~

 

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じゃーん!

 

アネモネの赤は少しオレンジがかった色かな??

青いお花と思ったのは紫の宿根スイートビーだったのです!

ナデシコアンスリウムを良い感じに添えてくださり、こんなに素敵なブーケに!

前田さんが、只お花を選ぶより心に残るでしょ??とおっしゃっていたのを思い出す。

確かに。きっとこのブーケの事何度も思い出すと思う!

edalab. 凄いなあ。。。。

次の企画が楽しみです~

 

www.edalab-flower.com

 

 

 

 

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だるまから勝ちオーラ全開!勝尾寺でパワー充填♪

仕事の合間に行ったんだけどメチャ良かってん!行こうや~!とダンナに半ば強制的に連れてこられた大阪箕面市にある勝尾寺さん。

 

感想:来てよかった~!!!又来たいわこれは!!!!!

人の勧めには中々応じない私のテンションをこんなに上げるとは、、、、

恐ろしい寺、、、(by月影千草)

 

勝尾寺で有名なのはダルマさん。

広い敷地の中のいたるところにダルマさんがおられるんです。

 

ひゃ~~~~なんか、、、

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かわいい、、

 

本堂へ上る道々にいらっしゃるので、それを見ながら歩くのがとっても楽しいんです。中にはどうやってあんな所に置けたんだろう?みたいなのや、あらこれは仲良しグループだ~とか、え?恋人?みたいな雰囲気に置いてある。。。笑

 

聞けばこのダルマさんたちはダルマみくじというんだそう。

中におみくじが入っていて、ダルマさんは自宅に持って帰っても良し。境内に置いて帰るも良しとのこと。

なるほど!だから境内に溢れるほどのダルマさんがいらっしゃるのか~と納得しました。

 

しかーし!ダルマさんはここだけじゃない!

もっと迫力満点のダルマさんがいらっしゃるんです。

どど~ん!

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おおおおおおおお✨✨

 

圧巻!!!!

 

大きいダルマさんがひしめき合うように積み上げられております。。

この方たちは勝ちダルマさんとおっしゃいまして、、

必勝祈願をした人が目標を達成してダルマに目を入れ奉納されたものだそうです。

よ~するに勝った人達の集まり、、、いや、塊!

おおおおおおおおおおおお✨✨

思い切り良きオーラを浴びさせていただきましてパワーチャージできたような気持ちがいたしました。。

 

今までダルマダルマ言ってきましたが、勝尾寺さんダルマだけではございません。

凄!と思ったのが四国八十八か所のお砂踏みができる大師堂。

中には各霊場の名前がずらりと並んでいてその前にあるお砂を踏んであるくと四国八十八か所をお参りしたと同じ功徳がいただけるというなんともありがたいお堂。

感謝の心でお参りさせていだだきました。

 

それとお隣にいらっしゃる水掛け観音様が何とも言えない慈愛の念を発しておられて、、安らかな気持ちで長い間手をあわせて祈ってしまいました。

この観音様には何度も手をあわせに来たい。。。

 

本堂でお参りを済ませた後にダルマみくじをひいて。私はダルマさんを置いて帰るのは忍びなくて連れて帰りました。

 

本堂のてっぺんから下っていくのも楽しかったですね~

ちびダルマさんを見つつ、小さい滝の清々しさに癒され、池に突き出した先にある弁天さんにお参りしてすっかり全身清められた感じでお参りを終える事ができました。

 

最初は一昨年の春に行ったのですがこの前は昨年11月に家族で行きました。

ですが、、、お墓参りで人が多く大渋滞に巻き込まれ、、、、勝尾寺に着いたらすでにお空は暗くなっていました。しかしライトアップをしてくださっていたので春に来た時とは全然違う雰囲気でした。

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ダルマさんちとコワイ。笑

 

最後に勝尾寺さんで買ってよかったものを紹介しますね~

超おすすめなのはお香!

春には沈香、11月には白檀を購入。

いや~最高ですわ~特に沈香。。。。。

すんばらしく良いかほり、、、、、、

お舅さんにお線香をあげる時に一緒に楽しませていただいてます。

この香りを嗅ぐ度に勝尾寺の清々しい空気を思い出せます。

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音色に魅せられて買ったダルマ鈴。音に清められる感じがします。

 

お線香切れる前にお参り行かなきゃと思うairなのでした~

 

katsuo-ji-temple.or.jp

 

 

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映画「ある船頭の話」はオダギリミュージアムだった!

我が津山の星🌟オダギリジョー監督作品

「ある船頭の話」をようやく観た!

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ジョーの事だから感覚的で難解かもしれんと決め付けて、なるたけ心に余裕がある時に見ようと決意していました。

とうとうその日が来ましてね、、

いざ観始めたんですよ、、そしたら、、、

冒頭から直ぐに「ちゃうやーん!!思てたんとちゃうやーん!」とイメージを覆された!!!!

 

とにかく映像がめちゃめちゃめちゃめちゃ綺麗✨✨

美しい日本の原風景をこれでもか!ゆうほどユックリ見せてくれるオープニング。

長いんよ。ここ。まー長い。フランス映画みたいに長い。でもね、、それが嫌じゃないの。ホンマ綺麗すぎて。。

 

とにかく風景が美術品のよう。

カメラを回してるのはクリストファードイル。

なーーーるほどおー!凄いなあ。ドイルさん。

神やわ。神。

 

神と言えば主演の柄本明さんがもう神々しいくらい素晴らしい演技やった、、、

柄本明さん演じる船頭さんと美しい景色だけでもう大成功の映画だと言える。

オダギリ監督がとても丁寧に船頭さんの暮らしを描いていたので、物語にグイッと引き込まれたなあ。。

ほとんど川辺の撮影で、殆どが船を渡すシーンだし真冬の雪のシーンもあるし撮影現場は相当過酷だったと思う。それを耐え抜いて船頭を演じきった柄本明さんはホンマ凄い!

インタビューで柄本さんが、「監督は優しいけどやらせる事は過酷!」と言ってはった!わかる~!

 

そいでもって、この物語は船頭を生業としている男と村の人々

の交流を通して描かれているんですよ。

船頭さんの仕事場兼住居の直ぐそばでは大きな橋をかける工事が行われているんですね。そう、あの橋がかかると船頭の仕事は無くなってしまう、、

お客は船頭さんの気持ちも考えず橋に対する期待ばかり口にする、、

船頭を慕う若者。船頭にたよる村人もいたが、

橋が彼の生活を人との関係性を狂わせていく。

 

この話のキーマンとして川に流れてきた少女がいる。ひとりぼっちだった彼に守ってやりたい存在ができたのだ。

この映画の解説で船頭がこの少女に出会った事で何かが狂い始めると書かれているのを見るが、私はそうは思わない。狂い始める原因は近代化であり、その象徴が橋だ。

船頭さんが普段見せない心のうちを想像で爆発させるシーンすごかったなあ。。。

津山人としてはつい八つ墓村事件を思い起こしてしまいましたが。。

少女が船頭さんの胸の内を察してくれたおかげで彼は事件をおこさなくて済んだんじゃないかな。。私はそう思うので少女の存在をマイナスとは捉えられません。

 

私は孤独な二人がお互いに頼る相手を得られたと感じたので、ラストシーンに絶望しなかった。これから先に起こりうる困難をかんがえれば不安な雰囲気は拭えないけどもだ。

 

 

さて、次にキャストのお話をさせてください。ジョー監督、、

超豪華過ぎですよね、、、

もーしんどいくらいですわ。笑

おかげで映画に深みやうま味が出まくりなんですわ。

 

出演者の名前あげるのここでは辞めますね。

映画見て、

あ!〇〇さん!

え?マジ!?〇〇さんやん!て思って欲しい!

これがずーっと続くんですよっ。

 

 

でもその中であえて挙げさせて欲しいのが

村上虹郎くん。

めちゃ良かった。でもね、、、

この映画でただ一つの疑問と言うか文句なんだけど、彼なんであそこまで変化すんの!?余りに余りで違和感ぱない!橋のせいだってわかるけど、、

私が読み切れてないんだろうけども!

あんまりだー( ;  ; )

 

それと、、

河本準一さん!👈オダギリ監督津山の同級生友情出演!?

彼の役は期待を全く裏切りません!!

ご安心ください!!笑

 

でもなぜか何度も思い出すのは橋の上のシーンの永瀬正敏さんかな。

彼が一番見ている人に近い感覚のキャラクターではなかろうか。

だからなのかな、、

 

沢山の豪華キャストやそれぞれのエピソードもなかなか沁みるのですが、やはりこれは「ある船頭」さんのプロモーションビデオのような気もします。それほどまでに柄本明さん演じる船頭の暮らしが丁寧に丁寧に描かれていました。

まさに映像の美術品だと言えるでしょう。

 

 

オダギリ君がインタビューで「観た人一人一人に解釈がある。」って言っていた。

あ、押しつけない監督だ、、

私と同じ感性だなと思い、なんだか嬉しくなりました。

 

オダギリ監督!私はこんな感想です。

何度も繰り返し見たい映画になりましたよ!

 

 

youtu.be

 

 

 

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