昨日、リビングのとある一箇所を片付けた。
もう20年は動かしていない場所。
足は痛いが、今やろう!と決めて実行した。
色々捨てたり、整理しなおしたり。
なんでこんな事をしたのか。
お義父さんの位牌を置く場所を作るためだ。
旦那の実家はもうすぐ処分。
お義母さんはお義父さんが亡くなった事は認めない。
義弟は持ち家だが、多分嫁が位牌を引き取るのを嫌がるだろう。
旦那は食器棚の上に置けばよいと言う。
神棚と間違えているのか。
仏壇の無い家の人はそんな感覚なんかな。
見上げなければならない場所に置くと何もできない。
が、何かを供えるとかそんな事は浮かばないのか。
この狭くガラクタだらけの部屋の1番良い場所を空けたつもりだ。
旦那からすると俺はここでなくてもいいのに勝手に空けてらってくらいの気持ちかな。
お前の自己満足やんと。
そんなこんな事を考えて場所を空けた。
と同時に私は気になることが浮かぶ。
実は寝室の片隅に父と伯母の遺品を置いてこっそりまつっていた。
写真と小さな小さな遺品だけ。
この2人は永代供養をしてもらっている。
だから私の元に位牌や仏壇はない。
もしかしたら父は長年連れ添った愛人宅にまつられているのかもしれないけど。
なんか、仏壇がある訳じゃないけど、ちゃんと位牌があって広いスペースがある義父とほとんど何も無い私の家族。
凄くすごく勝手だけど辛くなってきた。
私は急いで父と伯母の場所もキレイにした。
足が痛いけど、ちいさな一輪挿しを買いにいった。
お線香は私のお香たてにする。いつもいつも焚けるように。
私自身は位牌はいらない。
何なら墓もいらない。
娘達の負担になりたくない。
娘たちが、私だと思える物を持ってくれているだけでよい。
処分に困らないもので。
最近いつもいつもそんな事を考える。
今晩
お義父さんがやってくる。
花を買おう。