GYAOでやってたんすよ、、
「八つ墓村」1977年版。
あの超有名な流行り言葉
「祟りじゃー!八つ墓村の祟りじゃー!」のアレです。
※今「たたりじゃー」言うてるシーン☝
それと、頭に懐中電灯付けて怖いおっちゃんが走ってくるアレ。
この二つが有名になりすぎて、もはや他の情報を覚えてない人も多いのではないでしょうか。
大ヒットしたこの作品だが、皆さんは覚えておられるだろうか?
渥美清だったことを!!
え?
と思うでしょ?
そーなんです。あの寅さんが金田一耕助なんですよ!
この頃はもちろん「男はつらいよ」も年2回封切られていた時です。
当時は寅さんが演るなんて、違和感があるとか色々言われていたようです。
今一度、渥美金田一を見極めてみたい!と思い観賞を始めました。
見初めてあれ?
あ、、
これ
主役
ショーケンやん!
※萩原健一やん!!☝
だいたい横溝正史シリーズって金田一耕助のものってイメージ強い。
が、、
これは完璧に金田一耕助が脇役だ。(⊙ロ⊙)
そうか、、そうだったかー。
なんか印象薄いのも頷けるわあ。
映画の冒頭は「八つ墓村」のいわれから始まる。
岡山のある農村に8人の落ち武者がやってきた。
だんだん村人と仲良くなったのだが、彼らを追手が探しに来た。
村人は彼らを裏切って追手に加担して惨殺してしまう。
それから村人たちに落ち武者たちの呪いがかかる…
この後、妙な因果で「八つ墓村」に連れてこられる寺田辰弥という一人の男の物語として進行していく。
辰弥さんは謎の多い自分の出生のことが知りたくて、「八つ墓村」にある父の家に来た。が!!!いきなり連続殺人事件に巻き込まれちゃう。気の毒に。
家の存続のことばかり考えてる困ったばあちゃんツインズ。(小竹&小梅)
どうやら主人公の父はあの有名な、、、、この人らしい。☟
「津山三十人殺し」と歴史にも悪名高い実際にあった事件。
一人の男が一晩に村中の人々を殺した。
この映画がなければこんなにも有名にならなかっただろう。
私は津山の人間なので、昔からちょいちょいこの話は聞く。
私の祖母はこの事件後に現場写真の展示を見に行ったと言っていた。
(今ではありえへん。昔はすごすぎる)
知り合いが生存者から聞いた話とか。
それにしてもこの映画のこの事件のシーンは超絶怖い。
尋常じゃないくらい。
リアルすぎるのだ。
この世で一番嫌いなシーンがここにある。今回うっかり見てしもた。。。。
で、この怖い男を演じているのが山崎努。
あ~このせいか~山崎努にいつも嫌な怖いイメージあるのは。
でもホンマすごい演技だ。実際の犯人かと思ってしまう。
美しい女優陣たち。今の私より年下。笑
それと地方物語あるあるなのだが、、、、
俳優たちの方言の発音が気になるというアレね!!!!!
やー気になるわ~それ違うわ!が大半の中、
☝写真の中央の藤岡琢也さんと名前はわからないけど(ごめんなさい)右の男性は無茶うまかった!!!!!ネイティブかなあ。
思わず嬉しゅうなったわ~(岡山弁)
ま、あんなこんなで次々この家や村の人が殺されていくのですが、、、
この作品の特徴として、金田一耕助があまり活躍しない。(´;ω;`)ウゥゥ
今回の彼は推理とかより、家系や歴史を重視しているんですよね。
犯人がどうして犯行を重ねるの?
それはね、、、、、呪いなんだよ!
ええええええええええええええええええええええええええ
うん。祟りだよね。うん。あの時裏切ったご先祖様が悪いんよね。
あ~だから怖かったんだな~この映画。
祟りだから。
どーしよーもない逃れられない祟りだから。
妙に納得する私。
この映画の本がその方向で作っているからそれはそれでいい。
でも、何となく、、何となく、、、
がっつり動く渥美金田一を観てみたかったなあと思う。
だってあのキョーレツなオーラを薄めてはったから!!
寅さんみたいな金田一を求めているわけではない。
渥美さんはカッコイイ。クールさも感じる俳優だ。
だからがっつり見たかったなあ。
しかし!「八つ墓村」はトヨエツバージョンがある。
似合っていたと思う。
あれも見直したいな。
あ!後、この作品は鍾乳洞好きな人はたまらんと思う。
岡山1つだけ…ははははははははは
こうなったら全部みくらべたくなった!が!
昨日悪夢連発だったから、、やっぱ呪いかな?
元気な時みよう!