Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

それぞれが歩んだ時間

今日、前の前の職場で一緒に働いていた仲間が遊びに来てくれた。

 

彼女とは娘が同い歳という共通点があり、比較的仲が良かった。

 

彼女が離婚して田舎に帰ってから16年。

多分、年賀状だけの付き合いで全く会ってはいない。

 

 

今年のお正月に

「あけおめー」と彼女からLINEが来た。

LINEは、1、2度交わしたくらいだったので少し嬉しく感じる私。

 

 

「久し振りにそちらに遊びに行きたいなあ」と言うので

「忘年会で皆と集まった時、皆元気かなあと言ってたとこや。」と答えた。

 

「遊びに行こうこな…」

「来いや~私らの働いていた店に行こうで!」

 

そんなこんなで、盛り上がったので慣れない連絡係を買って出た。

 

 

皆に彼女が来ることを伝えて日程調整。

 

 

そして今日、彼女と最寄り駅で待ち合わせ!

変わり果てるくらい太った私に気づいてもらえるだろうか…とドキドキした。笑

 

 

 

「おーい!」

手を振る彼女は全く変わっていない…と言うか若返ってない?

昔の方がおばちゃんぽかったかも…

 

「やあ!肥ったなあ!」

がははと笑う。ほんと…変わってないよ…

 

 

彼女がこの町を出て行ってもう15~6年。

この町の方が変わり果てた。。。

 

商店街のシャッターが増えたこと

昔の商店街が潰されて新しくなったこと

駅が少しずつ変化していること

新しい道が出来て街の雰囲気がスッカリ変わったこと

 

お店までの道のりは歩くと多分20分くらい?だけど

変わった町並みを解説しながら二人で歩いた。

 

 

「全くここがどこかわからないね。置いていかれたら迷子になるわあ」

 

のすたるじいに浸りながら、お互いの近況を話しながら、歩く。

二人で歩くとなんてない距離なんだなあと気づく。

 

 

お店に着くと丁度お店に着いたメンバーと今働いているメンバーが笑顔で彼女を迎える。

 

席に着くと次々他のメンバーが集まってきた。

 

10年以上会っていなかったので、それぞれ今は何をしているかの話になる。

 

彼女は店を辞めてから準看護士の資格を取って働いている。

40歳で挑戦してとったと言っていた。

ホンマすごいバイタリティだ。

 

高齢者と接する職場のようで、話を聞くと過酷だ。

義母をホームで見てもらっているので身につまされる。

 

他のメンバーは介護の仕事で体を壊して、今は障がい者施設で働いている話しをしていた。

 

年齢もあるが介護の話になると皆の共通点になる。

 

又、この店でずーっと働いていたメンバー

舞い戻ってきたメンバー

 

 

ああ。

私がこのお店(正確には同じ店の別店舗)で店が閉店してしまう寂しさを感じていた時に彼女は必死で看護士の勉強をしていたのだなあ…

私が前職でくちゃくちゃに働いていた時、彼女も必死でやってきたんだなあ。

 

皆、今日この日まで、辛いことや苦しい事も乗り越えて来たんだろうなあ。

 

ナンテ思いました。

 

 

でも、今日ここで皆で笑っている。

ああ

 

ありがたい。

 

 

10年続いたあのお店で必死のパッチで働いた私達。

そう簡単に消える絆じゃない。

 

辛くて苦しい事もいーーーーーーぱいあったけど…

お互いいがみ合ったこともあったけど…

 

同じ苦難を乗り越えた仲間だから

すぐに時間を飛び越えられる。

 

 

感謝だなあ。

 

 

1度だけでいい。

このメンバーで店を又回してみたいな。

 

 

できるかな?笑

 

 

 

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