Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

「永遠に僕のもの」が頭から離れない

ツイッターか何かに流れてきた映画の情報に目を奪われた。

 

天使のような顔の殺人鬼の物語。

 

震えるワードである。

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1970年代初頭に実際におきた事件に基づいているとのこと。

MAJIKA★

 

 


【予告編#1】永遠に僕のもの (2018) - ロレンソ・フェロ,チノ・ダリン,メルセデス・モラーン 原題:EL ANGEL

 

ホンマ美しい…こんな恵まれた顔面…

これを拝むだけでも儲けものではないかと動画を眺めておりました。

 

 

ある日、仕事が思わず早く終わって「今なんちゃうん!」と職場から映画館に駆け出した私!

 

メジャーではない映画を取り扱う小さな映画館。

ここでは私の心をくすぐるマイナー映画が上映されている。

なんとか15分前に着いてクランベリーポップコーンなんて買って準備万端で映画に挑みました♪

 

 

 

 

舞台はアルゼンチン、ブエノスアイレス

 


アルゼンチンと言えば私らの世代が1番に思い浮かべるのは「マルコがお母さんを探しに行ったところ」だ。笑

 


ファーストシーンからいきなり天使(主人公カルリートス)が向こうから歩いてくるのでいきなり息を飲めます!👈
そして彼は自然に、そりゃもう自然に豪邸にするりと入り込んでお酒を飲み、レコードをかけて踊る。

自宅か!と思うくらい余裕が過ぎる行動!笑

 


どうやら彼は根っからの泥棒だが、彼の盗みには何の意味も感じられない。
物に執着があるようにも見えない。
ただ衝動的にその時の気持ちで盗むといった具合だ。

この豪邸で盗んだものは、彼女にあげるネックレスとレコードとバイクのみ。

 

 

そんな彼の運命を代えたのが専門学校で出会ったラモン。
彼も又泥棒という名の犯罪者。
同じニオイを感じたのでしょうね。

泥棒一家のラモンたちと行動することで盗みは小さなものから大きく高額なものへと変わっていくんです。

それから2人でどんどん悪事を重ねていくのですがラモンの興味が他の方向に向いて行ってしまいます。

その時彼がとった行動は、、、、、

 

 

 

 


あー珍しくあらすじ語ってしまったよ!
ここからは自分が感じたこと書きますね!

 


とにかくカルリートスが美しい!✨✨
ゆーか、可愛い💕💕💕
美しくて可愛い💕✨

彼がいるだけで場面が絵画になってしまう。

まじラファエロ

天使の絵を描いた画家はこの子を見ながら描いたのだろうと思わざるをえない。

悪魔にこんな顔面あげたらアカンやろ!神様!

 

 

 

劇中にも出てくるんですけど「悪人は醜い風貌をしているものだ」て思い込みありますよね。。

それを大きく覆したのがこの物語のモデルである

カルロス・エドゥワルド・ロブレド・プッチという実在の人物。

 

今ネットに流れる彼の画像を見て驚愕する。

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 ※Robledo Puch ウィキペディアより

 

神様…罪やわ…これ。

この子が11人も殺した殺人&強盗犯。。確かに世間は驚愕しただろうなあ。

因みに彼は現在も服役中で立派なおじいちゃんになっている。

その顔をみてみたんですが、正直「スターか!」という風貌。

大概若いころはキレイだったのになあ…というのが当たり前だが、無茶ええ顔のおじいちゃんだ。

あの美貌が獄中だけのものだったなんて、なんて宝の持ち腐れであろうか。

 

 

まあ今回主人公を演じたロレンソ・フェロくん。この映画の成功は彼によるものが多いですね。

 

幼い少年のような、そして少女のような…でも急に男の顔も出てきたりと多面的なところがスゴイ!

 

私が関心してしまったのは、彼の体つき!

美少年と言えば華奢であばら骨とかうっすら見えちゃって、、みたいなイメージじゃないですか!👈おい

 

だけど、違うんですね、、、彼は…

ちょっとむちりとしていてお腹がぽこんと出ているんです!

正直ね!もうフレスコ画の天使にしか見えないんですよ!!!!👈落ち着け

それが中性さや幼さを感じさせる要素でしたね。

もう可愛いとしか言えない。

 

 

 

キャッチコピーに「世界が魅了され発情した」とありますが、いやいやいや魅了はされても発情無理でしょ。

相手は天使だよ!!!と思いました。

実際映画の中でも彼が発情されているシーンはあまりないです。

 

 

それが強調されているなあと思ったのがカルリートスとラモンが彼女をそれぞれバイクの後ろに乗せて失踪するシーン。

ラモンの方のカップルは彼女がラモンの体に触れてウットリしていたが、カルリートスの彼女は彼の体に触れようとするのをためらうんですね。

カルリートスに触れて彼が男でもなく女でもない事を知ってしまうのがコワイかのように見えました。

(もっと違う意味があるかもしれませんが)

 

 

 

後、印象的な事と言えばカルリートスが履いている真っ赤な真紅のブリーフ。

エンジェルは白っしょ!!という期待を裏切り、まさかの赤。

これもね~天使に見えて天使じゃないんだぞ~って暗に教えてくれている感じがします。

 

 

 

そんな天使が唯一この世で執着したのがラモンだった。

ラモン君もなかなかのイケメンで、フェロモン駄々洩れタイプ。

カルリートスとは真逆の男男した男。

彼も悪事の限りをつくしてきたのに、「歌手になって足を洗う!」とか言い出しちゃうんですね。(いやいや色々面われてるやろ…その黒さごまかせへんで)

意気揚々とテレビに出演してアイドルみたいな恰好で甘い歌を歌ったりするシーンがあるんだけど(結構好きなシーン。笑)

寂しいんだけどそれを見て喜んであげたのがカルリートスただ一人だったんですよ。

 

 

カルリートスにとって自分をわかってくれてその道を進む事を肯定してくれた唯一の大切な人だったのかな。

自分の手の届かない所に行ってしまうのが嫌だったんでしょうね。

 

だから彼を永遠に僕のものにしようとしたんですね。。。

 

 

 

ラストシーンでは再び彼が躍っています。

最初盗みに入った豪邸で踊っていたように。

 

このシーンが忘れられない。

 

胸を締め付けるような美しさと力強さ。。。

永遠に観ていたい。

そう思わせるラストでした。

 

 

 

 

この映画のサントラ欲しいよう~~~~

無いの??。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

 

ああはやくDVD!DVD!DVD!DVD!DVD!

 

 

gaga.ne.jp

 

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※ポストカード型のパンフすてき✨ですよ!

中身はウットリ写真集💕

 

 

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