うっかり👈「ムーンライト」を観た。
話題作だったなあ~感動作なんかな~くらいに思っていた。
今日ネトフリで、あるやん。観てみよっと。
感想。
じわるーーーーーーーーーーーー!!!!!
観ている間より観終わったらかなりじわる===============!!!
これね。特に大きな事件がおきてどうちゃらとか第感動巨編とかそんなんじゃないんですよ!!!!
一人の男性の人生を丁寧に描いていると書いてありましたが、まさにそのとおり。
それなのに!ああそれなのに!なんでこんなにジワるのか!!!
それは時々やってくるきらりと輝くようなセリフと俳優さんの演技が大きいと思います。
まず上記👆にもあるこの映画のメインの写真!
なんとなく違和感ある顔だなあと感じていたんですが、、、映画を観てやっと気づきました。(いまさらかよ!)
これは主人公を演じた3人の俳優さんの顔をコラージュしていたんですね👈
この3人良く見ると顔全然違うんですが、見事に1人の人間を演じておられるんですよ!
このお話が少年期、高校生、大人と3部に分かれていてそれぞれ違う俳優さんなんです。
①リトル(少年期)
体が小さくリトルと呼ばれていたシャロンはいじめられっ子。母親からも半ネグレクト状態(´;ω;`)ウゥゥ ここで薬の売人だけどメチャ優しいおっちゃん(ファン)と知り合って時折助けられる。このフアンさんがカッコイイんですよ!そして素敵なセリフを言うんです。「月明りでお前はブルーに輝く」ああ、、、美しいセリフ。リトルの心を癒してくれたんだろうな…
②シャロン(高校生)
高校生になったリトル(シャロンが本名)ひょろりと背が伸びていますがガリガリで相変わらずいじめられっ子です。ここで密かに幼馴染のケヴィンに惹かれていることがわかります。長年のいじめられ生活のせいか、常にオドオドして気弱そうな彼の姿が印象的でした。
③ブラック(大人)
この章になった時に、見た目がムキムキでたくましくなっていて、しばらくシャロンだとわかりませんでした。でもこの俳優さんがね、見た目でかくて怖そうなのに、あのオドオドした内気そうな目をするんですよ!!ああ!シャロン!間違いなくシャロンやああ!て思います。
この俳優さんすげえわ。。すげえわ。。と始終感動したパートです。
もうオドオドしなくて良いほど独り立ちしていてもケヴィンと会うと何も変わらない彼になるんですね。。
ラストはハッピーかどうか聞かれたら、どちらでもないと答えます。
でも、この映画は度々ほんの少しの救いがあるんです。その救いとシャロンの切ない眼差しが心に深く染み入るんだと思います。