Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

映画「セッション」は綺麗ごとなど一切なかった。

私ね、「セッション」て美しい師弟愛のドラマだと思っていたの。

主人公が厳しい指導者の元、やりあげるような…

 

 

観てみたんですけど…

でんでんっ違う!!!!!!!!!!!!

 

session.gaga.ne.jp

 

うら…ぎ…ら…れ……パタ。

 

んな簡単な世界じゃなかった。

そら恐ろしい映画だった。

 

 

多分、今の時代ならつるし上げをくらうような、暴力暴言が飛ぶ飛ぶ飛ぶ!!

アカデミー助演男優賞を受賞したJKシモンズ演じるフレッチャーが怖い怖い!

 

 

 

丸坊主で筋肉質バリバリの腕を出しての威圧的な振る舞い…

お…鬼……

厳しいと言ってもほどがあるだろう。ダメな域までいってるヤツだ。

 

 

 

主人公のアンドリューは偉大なドラマーになるのを目指してシェイファー音楽学校へ通っている。

指揮者として有名なフレッチャーに見初められ彼のスタジオバンドに招かれるのだが…

まあ、そこでまあ、もう、罵詈雑言、顔をベシベシ、イスが飛んでくる。

それでも必死で食らいついてドラムの練習をするアンドリュー。

 

 

 

フレッチャーのインパクトも凄いのですが、私は主人公のアンドリューが血まみれになって練習してるシーンのすざまじさに震えました。

 

血豆に何度も何度も絆創膏を貼って貼って貼ってドラムを血まみれにしながら叩く叩く叩く!

昔のスポ根ものみたいだけど、アニメでの表現とはやはり違う。

スポ根なんてもんじゃないと感じる。

 

物語が終盤になるほど取り着かれ感がひどくなってきて人が変わったようになってくるんですよ!

血まみれの手を氷を入れたジョッキに入れて血がじゅわーっと広がるシーンなんかもう狂気の沙汰…

 

 

気弱な青年がだんだん変わっていってしまう様が見どころがなかなかの見どころなんです~

 

 

フレッチャーはこの人病気かな?と思えるくらいヒドイ人格の持ち主。

本人もそれを自覚しているが信念を曲げる気はない。👈逆にすごい

凄い音を奏でるプレイヤーを育てるためならどう言われようが自分のやり方を貫くというのだ。

究極の鬼だ。

 

 

優しい言葉をかけて安心させた後地獄に落とすパターンを繰り返すフレッチャー。

 

ラスト音楽を止めていたアンドリューとパワハラ音楽学校を辞めさせられたフレッチャーが出会います。

 

そこでアンドリューは

「もしかしたら未来に有名奏者になったかもしれない人材を潰してしまっているかもしれませんよ」と言う。

「本物なら潰れたりしない」とフレッチャーは返す。

 

 

そして2人の壮絶な戦いが始まる。。。。。

 

 

ラスト9分におよぶ執念のドラム演奏。

今までの上下関係がひっくり返るようなすざまじいシーンだ。

 

これ本当にすごい。

圧巻!

JKシモンズも凄いけど、アンドリュー役のマイルズ・テラーが凄いよ!

夜叉になってくアンドリューの演技が素晴らしかった~

 

 

私はマイルズの演技の方が心に残りました。

 

 

 

 

ラスト、アンドリューの中に神が宿った瞬間が見えた。

伝説の人物の誕生!

じゃん!

終劇!

 

 

 

終わってもしばらく胸の動悸がおさまりませんでした!

 

 

うおおおおおおおおおおお!とアドレナリンが爆発するような映画です。

 

 

これはおすすめ!

是非観てみてください!

 

 

 

 

 

 

 

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