オープンから私の心を鷲づかみにする大坂中之島美術館!2回目の来館です。
前回の「超コレクション展」でも何点か観れましたが今回は「モリディアーニ展」!ですからね!たっぷりあの顔と首の長~い美女にたくさん会える訳ですよ!!
だれか私と対話してくれる絵はあるかな~とワクワクして向かいました。
行くぜ✨
入っていきなり大きいパリの風景が私たちを迎えてくれます。
20世紀前半のパリの様子がわかる展示からスタート。
、、、あれ?これモディリアーニ展じゃなかった??と思うほどモディリアーニさんがいない。笑 そうこの展示はモディリアーニが生きた時代そのものを表現するものでもありました。
いつもは展示物の説明書きを読まない派の私がじっくり読みたいと思うくらい興味を惹かれたのですが、、私は大きな過ちを犯したのです、、、、、
大坂中之島美術館の広さを知っていたはずなのに、、、
トイレに行かずに入館してしまったので、、、す、、、、
これは痛恨のミス。
ここってね、、、、入館すると途中にトイレ無いんすよ、、、、
大概あるじゃないですか途中にトイレ。
無いんです。ここは。。(なんで)
そのせいで活字をじっくり読む事ができなかったんです、、、
せっかく平日に行ったのに、、、人がまばらだったのに、、、くそおおおお
仕方ないので気合を入れて観てまわりました。
さてやっとモリディアーニゾーンです。
カリアティードの秀作や作品等珍しい彫刻作品がありました。アフリカの民族美術の仮面等の展示もあって、その仮面が面長、鼻長!もろモリディアーニさんの描く顔!!!ああここから影響をうけたんだな~と思いました。
次のフロアはエコールド・パリ(1920年代にパリで活躍した芸術家たち)のゾーン。
モリディアーニ周辺の方々の作品がずらり。
ピカソ、ローランサン、ルソー、ルノワール、デ・キリコ、キスリング、シャガール、ユトリロ、藤田!!!!!いや~豪華!!何て時代!何て凄いパリという街!
これだけのメンツが同じ時代を生きたんだ、、、ここに行って俯瞰してパリ全体を見てみたい、、、
個人的には 藤田嗣治の作品を観る事ができて嬉しかった。
乳白色の絵で有名だが、目の当たりにして「白!」と声が出てしまった。笑
何とも言えない優しいような冷たいような不思議な白。。もっと観たいな、、、
さあ!最後は本当にモリディアーニゾーン!!!笑
先日の超コレクション展でも展示があった(大坂中之島美術館所蔵)
「髪をほどいた横たわる裸婦」
体には誇張は感じられないが顔はモディリアーニ!!ザ・モリディアーニ!
この絵の隣に同じモデルを描いた作品が並んでありました。
その絵は今回の展示のキービジュアルになった「座る裸婦」。こちらはなんとアントワープにあるとのことで並べて観る事ができる貴重な機会です。
そのほか観たことがある有名なモリディアーニの絵が並んでいて、堪能しまくりました!!!!ここは私たちの観たかったモリディアーニゾーン!!楽しいですよ、、、ふふふふ、、、
そしてここは彼の最後の恋人ジャンヌ・エビュテルヌの絵がありました。
モリディアーニの子を産んだが、2人目を身籠っていた時に彼に先立たれて窓から身を投げて亡くなってしまった女性。
そんなにまで彼を必要としていたのか、、彼との子どもも一緒に連れて行ってしまうほど、、、もっと彼女の事を知りたいなと思ってしまいました。
グレタ・ガルボファミリーコレクションから「少女の肖像」
大女優の彼女がモリディアーニファンだったとは。この絵は大切にされていたそう。
どんな思いでこの絵を見つめていたのかな、、、、
そして最後にどーん!とあったこの写真。
なんだろう?と思ったらグレタ・ガルボさんのお部屋とな???
ナンテ素敵、、、、、可愛い、、ゴージャス、、、モリディアーニの絵も見える!
最後にめっちゃテンションが上げてくれますやん!!!
はい!ここからモジモジしながらグッズを買って階段を駆け下りてトイレに駆け込みました。頑張った私、、、よく頑張った、、、、
下に降りると、、こんなものが!
しかしながら今日は雨、、、、店はあったがだれも行ってなかった、、、
晴れていれば、、ああ、、、食べたい、飲みたい、、、
ここは入館しなくても食せる、、しかし来たなら入りたい、、、
そして最近グッズをあまり買わないのだけど今回は一目ぼれでポーチとハンカチGET!
早速ヘビロテ。
もし、、もしもう一回行けたらトイレに行ってからにする!!(教訓)
大坂中之島美術館がどんだけ広いか何となくわかる過去記事。笑