Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

疾走感がたまらない「マイ・ブロークン・マリコ」

Twitterか何かで見つけた話題になっている漫画。

「マイ・ブロークン・マリコ

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少しばかりヘビーな内容をにおわせていたので読むのを躊躇していた。

 

ヘビーなストーリーの作品は私の中では2種類あなる。

1つは陰湿でいかなる方法でも救いがないもの。

1つはベビーな中でも熱いエネルギーを感じるもの。

 

前者か後者かでまるで違う。

私にとって後者の主たるものが「コインロッカーベイビーズ」だ。

明るくもなく健全でも安全でもないが爽快感がある。

 

キョーレツに人を惹きつける絵柄と親友の骨を持って旅に出る主人公という設定。この2つの印象で、これはきっと後者のはずだ!と信じて本を購入した。

 

 

読みました。

当たりです。。。後者も後者大後者でありました!

 

まー。

このマンガを一言で現すなら「とてつもない疾走感」ですな!

あ、ゆうまに終わるくらいの疾走感ですわ。

 

熱いエネルギーの塊である主人公シイノが凄い勢いで走りぬける物語。

 

 

お話はTVニュースで親友の死を知ったシイノ。親友のマリコは父親に虐待されながら育った。彼女になにもしてあげられなかった後悔がこみ上げたシイノは最後にしてあげられることを思いつき大きな覚悟をする。

 

 

この国では虐待はされ損だ。

加害者は重い罪には問われない。その後の人生も普通に普通に生きていく。

された方はどうだ。生きにくさを背負って息も絶え絶えになんとかくらしていくか、、、マリコのように死んでしまう人もいるだろう。

 

だからマリコの父親に刃を向けて啖呵をきってマリコの骨をかっさらっていくシイノは死ぬほどカッコイイ。

 

父親の娘に対する執着が暴力という形になっていたこと、そしてそんな男でも支える人がいるというくやしい現実。

それが私たち読者の悔しい気持ちをシイノが一緒にかっさらって走ってくれるのだ。

 

なんと言っても胸をすくのはラスト近く、シイノとマリコが2人で成し遂げた復讐のシーンだ。これは私が強くそう感じただけなんだけど。。

やってやった!!マリコが生きている時にできなかった抗いを今やってやったんや!!と思って私は泣いてしまった。

 

この物語になぜ惹きつけられるか。

それはシイノが私たちがやりたくてもやれない事をやってくれるからだ。

私たちは妄想の中でしか出来ないこと。

 

この漫画は暗いお話ではない。

爽快感溢れるロードムービーだ。

 

ぜひ映像で観たいが、皆が納得するシイノ役は難しいだろうな。

それが成功を左右するだろうから。

 

 

 

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「ミギとダリ」4巻 まさかの展開で笑ってられなくなったZO!

待ちに待った「ミギダリ」4巻でました!

むさぼるように読む私。

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おお!!

おおおおおおおお!!

話がかなり本題にグイグイくいこんできてます!きてます!

 

 

4巻にいたっては、もういつものような「笑い」が無い、、

いや、見方によっては笑えるシーンはあるのだけど、彼らが目的を果たすための大真面目な局面なのでもはや私には笑えなかったなあ。

 

今巻は母の死の鍵を握ると思われる2人の同級生、一条瑛士の家に潜入して真相を探る物語が展開されています。

世間から理想とされている一条家の怪しい中身と真実がミギとダリの2人があばいていくんですよね~

 

そして母を殺した犯人をついに突き止めた??2人!

それがまさかのまさかで「え!マジ??」なんですよね~(まだ本当かどうか疑わしいけど!!!)

じゃあ2人の出生の秘密はもしかして、、、とか色々な事がぐわ~と見えてくる大展開ですわ。

 

 

おかげで今回はいつも私が気になっている「2人はひとりなんじゃないか疑惑」を忘れそうになっておりましたが…やっぱり気になるシーンが出てくるんですわ!

孤児院のシーンで、2人が園山夫妻(彼を引き取った)にアピールするくだりだ。

同じ園の子どもに「おまえたち」と言われたり、母を殺した犯人は双子のことを知っているかもしれないから一人のふりをしようと相談するシーンなどはあるんだけど。。

そもそも孤児院から子どもを引き取る時に園側が双子であることを隠すか??とか、一人もらわれて行ったのにもう一人も消えているんだから騒ぎになってないんか?とかいろんな疑問が出て来る。

やはりこれはこの「ひとり」君の妄想なのではないのか??とか、、、

 

 

 

もしかしたら他のファンの人や作者さんに「いやいやいやそんなんは気にするとこちゃうし!」と激ツッコミがはいりそうですが、、、

気になるね~ん。

 

ま、私としてはそこも気にしつつ、ミステリーの謎解きが加速してきた「ミギとダリ」。2人が犯人にどう復讐するかがワクドキです~5巻楽しみいいい~

 

因みにわたしが笑えなかったシーンをチラ見せ。☟

 

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 はい!気になったでしょ~気になってしょうがないでしょ~笑

 

 

 

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不調は終わる日がくるのか

ここ最近、ブログを始めた頃のように弱っている。

 

 

相も変わらず仕事がうまくいかない。

向いていないと知りながら1年間頑張った。

が成長してるとは思えない。

ミスも目立つ。

運も悪く、ちょっと今どつぼ。

毎日あぶら汗を流している。

手汗がひどくて常にびちょびちょだ。

 

 

字がちゃんと読めない。

数字が読めない。

何度も確認しているのに、ちがう文字や数字に見える。

 

 

とにかく文章が読めない。

すぐ頭がもやもやする。

仕事中に頭に血がのぼってふらっとすることがある。

 

 

うつ症状がぶり返しているのか、認知症にでもなっているのかわからない。

 

 

仕事のストレスもあるだろうけど、もう一つ原因が思い当たる。

 

 

それは鼻だ。

ここ数カ月鼻が詰まってニオイがあんまりわからない。

周りのみんなが「うああ~いいにおい!」とか言っていても何も感じない。

近寄ってくんくんして初めてわかる。ニオイがわからない。

人間はニオイがわからないと、うつ状態になるという文献を読んだことがある。

ニオイが好きな私にとってはダブルのダメージである。

 

 

耳鼻科で2時間待ってみてもらって薬を貰ったが、全く変化なし。

 

 

更年期時期には色々しんどいけど、それを過ぎたら元気になるという話をきいたことがある。それを信じてみたい。

 

 

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「男はつらいよ」のパラレルワールド?? 「贋作男はつらいよ」!!

浪花の寅さんが作られると聞いた。

なんと山田洋次監督がホンを書くと!なんやそれ!!マジか!!il||li(ФДФ;) il||li

 

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寅さん役は桂雀々さんという落語家さんらしい。

山田洋次監督がインスピレーションをもらうくらいだから、きっと寅っぽい方なのだろう。

寅さんを愛している私のような者からしたら、素直に受け入れられないけどね!!!👈


しかーし!私の心をグッと掴んだのは
さくら役が常盤貴子さんだということだーーーーーーーーーーーーーー!!!
マジで!!最高!!💕💕💕



常盤貴子さんのさくらが観たい、、観たい、、、観たい、、、(呪いのつぶやき)


BSプレミアムが観れない環境の私は嫁に行った娘に泣きつきU-NEXTで観せてもらうことになった。

 

 

「贋作男はつらいよ」はどうやら全4回。

男はつらいよ 柴又慕情」と「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」がベースになっているようだ。

 

吉永小百合さんが演じた「柴又慕情」マドンナの歌子さんを松下奈緒さん、太地 喜和子さんが演じた「寅次郎夕焼け小焼け」のマドンナのぼたんさんを田畑智子さんがそれぞれ演じられるようだ。

 

 

寅さんシリーズの中でも私がダントツに好きな「寅次郎夕焼け小焼け」を贋作でも観られる!!ウキウキが止まらない私!!

 

ドキドキして第一話を観ました。

 

マドンナ松下奈緒(歌子)さんが友人と旅行に来ているシーンから始まる。

ヤバイ。いきなり凄い昭和臭!!こんな若者今はいないよ!的な!笑

 

男はつらいよのイメージを壊さない雰囲気が作られているんですよ。

 

そして現れる浪花の寅さん。

うん。

最初の印象としては、、、普通の気のいいおじさんだなあ。。。

と言う感じで寅さんぽくはない…

やはり…違うのは…しょうがないね…と少し寂しくなってしまいました。

 

 

さて、、舞台は葛飾柴又の帝釈天ではなく、東大阪石切神社に移ります。

私、大阪人のくせに未だ行ったことがないんです。

 

(この作品を観ているとここの神社にはお百度参り用のお百度石なるものがあります。

参拝者は本殿でお参りをして、門前のお百度石をぐるりと回って又本殿へを繰り返しておられる。おお。。これは参ってみたい!!となりました。)

 

石切参道商店街帝釈天参道前の商店街に何となく似ていて昭和の風情を残してます。

ああ、、ええ場所選んだなあって感じです。

 

 

さてさてお目当てのさくらさんですよ!

DESUYO★

 

ああ、、、

ええわあ、、、╰(*´︶`*)╯♡

 

本物(倍賞千恵子さん)のさくらとは少し違い、浪花の強い女性なんだけど、常盤貴子さんがすっぽりさくらにはまってるんですよ!これが!

久しぶりに帰ってきたお兄ちゃんに素直になれない所とかが常盤さくらの特長、、

(イイ…ひじょおおおおおにイイ…)

 

贋作のおいちゃんはちょっと弱そうで、おばちゃんの見た目はTHE大阪のおばちゃん!!笑

 

なので、おばちゃんがガンガン浪花臭だすかと思いきや、、本編に合わせているのか、ちょっと大人しめなんです。これは少し残念~(´ε`;)

 

さくらの夫の博さんは、、、なんと!本編でくるまやの従業員、三平を演じている北山雅康さんではないか!!

 

あのほやんほやんした感じの、、、博さんがほやんほやんしてるーーーーー!!!笑

本編の博(前田吟さん)は優しいながらもキリっとしてたからこれも又浪花の博なんだなあ。

 

 

それに本編の最新作「男はつらいよ お帰り寅さん」でNEW御前様を演じた笹野高史さんがこちらでもお寺の住職さん役で出ておられるんです!!

おまけに本編と同じように法事で「くるまや」に来るというシーンがあって、ファンは狂喜乱舞ですよ!👈 こーゆーのたまらんです。

 

第一話の感想は、やっぱ違うなあ…でした。

 

浪花の寅さんは時代に合わせてコンプライアンス重視しているという感想を述べている人がいて、確かに大人しすぎるんだよなあ、、、って思いました。

 

で~第二話ですよ!

第一部の後編になりますね。。これを観てやっと桂雀々さんのエンジンがかかってきた!!!と感じました。(*゚▽゚)

 

第二話では噺家に弟子入りしていたというエピソードを活かして落語のお話をバババーーーーって喋るシーンがありまして。 

 

さすが凄いですよ。そう…あの寅さんの啖呵売を彷彿させました。(๑゚ヮ゚๑)

 

そして恋やつれしている所とか、人に入れたお茶を自分が飲んじゃうとか、やっとやっと寅さんらしい行動が見えてきたんです!✨

男はつらいよ」を観てるって気持ちにやっとなれましたね!

 

 

これは三話目が期待できますわ!

ああ早く観たい!

 

HPをあさっておりますと桂雀々さんと常盤さんのインタビューを読みました。

 

撮り直し24回!!!そりゃあ桂雀々さんは役者じゃないんだから仕方ない。

 

常盤貴子さんが、「いくらNG出してもお兄ちゃんを私が守る!」って思っていたって、、

 

ああ常盤さくら最高…最高だよ…

常盤さくらが「桂雀々さんはやるほど良くなります!」と言っておられるのを聞いて、、、

 

「これ…ちょびっとずつシリーズ化してくれんかな…」と密かに思うようになりました。

 

新しい寅さんというと正直簡単に受け入れられないけど、山田洋次監督がホンを書いて贋作と大きく銘打っているので「男はつらいよ」のパラレルワールドとしては凄く楽しい作品なんじゃないかな。

 

そうなるとあのマドンナはどんな女優さんがやるんだろう??とか

ワクワクしてくる~~~~✨✨✨✨

 

石切神社も参拝者増えるかも…ふふふふふふふ

 

 

NHKさん続編お願いしま~す。

BSはやめてね★

観る人が異常に限られるから★

 

男はつらいよ」は大衆のものだから!是非にお願いいたします~💕

 

 

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お義父さんとの時間

 お義父さんが亡くなり、位牌を引き取ったのだが仏壇を置く場所も無く

ごちゃごちゃとした棚の上にちょんと置かれている。

可哀想だが、仕方ない。ゆるして。おとうさん。

 

 

お花は部屋が暑くて直ぐに枯れるのでブリザーブドフラワーにした。

毎朝、お義父さんのお水を変えるのとお線香をたくのが私の日課

 

 

私はインセンス(お香)をたくのが好きだから、なかなかのWINWINである。

いわゆる仏壇線香も取り揃えているが、おしゃれなお線香もよくたかせていただく。

 

そんな朝のひと時を楽しみにしている。

 

お義父さんは香り物がそんなに好きな感じではなかったが、まあお付き合いいただこう。

 

「相も変わらずあなたの息子さんは位牌を毎日拝むどころか、近くにどんどん物を置いていくのでお義父さん埋もれてきましたねえ。」

そういいながら位牌の埃をはらう。

 

なんとか位牌の場所を死守しながら、お線香立ての場所も死守しながら毎日お線香をたく。

 

なんとか位牌を守る私。笑

 

明日はお義父さんの好きなコーヒーのお香をたこうかな。

喜んでくれてるかなあ。

 

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やっと会えた 男はつらいよ50作目 「おかえり寅さん」鑑賞

待ち続けた、、最初にニュースを聞いてからひたすら待ち続けた、、

 

www.majoranaair.com

 

やっと、やっとこの日が来たのだ!!

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寅さんに会える。会えるんだ!!!

.°(ಗдಗ。)°.

 

 

ガチ勢の私は先日買った寅さんのパーカーを装着!!笑

 

会場の仕事納めを終えてから、旦那が待つ映画館に走った!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

 

今回旦那が一緒。

俺だって観たいと言い出した時は驚いた。 

嫁がガチ勢のせいなのか??なんだか不思議な気持ちになる。

 

 

席につき、予告だけで涙が出るとわかっている私は吸水性の良いタオルハンカチを握りしめてスタンばった!

 

 

冒頭は満男の夢から始まる。

寅さんシリーズの定番、寅さんが見ている夢からのファーストシーンと同じなんたけど。。

満男の夢は寅さんのとは違い昔の甘く狂おしい思い出だ。

そんな満男の夢を覚ますのは彼の娘。

満男が中3の女子のパパかあ。そんな歳だよなあ。むしろ娘を持つの遅いくらいだよ。

満男は私の1つ下だもん。同じ時代を生きてきた同世代だから。

 

 

 

ちゃーちゃららららららー

どんよりな気持ちを引き裂くように流れはじめたお馴染みの主題歌!

 

軽快な感じで桑田佳祐が歌い始める。

第一時涙腺崩壊!

あかん。

 

PVで観るのとは違いダイレクトに本編にこれが入ると、、、

 

寅さんはもういないんだ、、、、

もういないんだ感が溢れてダラダラダラ涙が流れてしまいました。

歌の最後は渥美清桑田佳祐のコラボになるんだけど、、、

あかん!辛い!!!まだ慣れない~(;_;)

 

 

 

本編のお話はネタバレになるので詳しい事は言えませんが、、、

 

お話のところどころでふと、くるま屋の人々が寅さんの事を思い出します。

その時に過去のシーンが流れるんです。

それが絶妙かつ自然で。。( ; _ ; )

 

いつもこの家に寅さんはいるんだなあと感じる事ができました。。

 

満男にいたっては「ここに伯父さんがいてくれたら、、」と相変わらず寅さんを頼りたい気持ち満載。

でも物語の最後の方では、きっと伯父さんならこうするという行動をするとことがあるんです、、、ああ、寅さんの想いを継承している!と胸熱になるシーンですね。涙がジワーと出ましたね。

 

初恋の人いづみと再会した満男のストーリーが繰り広げられるのですが、ラストの盛り上がりは、もしかして!もしかして!成就?成就?満男が寅さんの想いも引っくるめてシリーズ最強の大逆転?とドキドキ💓しました。 

 

でもやっぱり「男はつらいよ」なんだなあー。

満男は寅さんの甥っ子だもんなー。

随所随所でみせる優しさもソックリなんだよ。満男ー!(/ _ ; )

 

 

そしてお伝えしなきゃいけないのは、この50作目を彩るキャラクターたちですね♪

では僭越ながらご紹介させていただきます。

 

 

まずは超ニューキャラクター!

諏訪ユリ

満男の一人娘。可愛い…ひたすら可愛い…正直ありえなす。

顔も性格も全部完璧…

どうしたらこんな娘が出来上がるんだ…

きっと周りの人に愛されて大切に育てられたんだろうな。

寅さんはメロメロだろうなー*:.。.(*ˆ﹀ˆ*).。.:* 

 

私の旦那は一目ぼれしてましたよ。

ずっと可愛い可愛いってしつこいくらい。現実の娘とあまりにも違いすぎるからであろう。。哀れな…笑

 

続いて衝撃のニューキャラクター!

御前様

笠智衆さんの後を笹野高史さんが引き継ぐのは聞いていたが、どんな形でなのか気になっていたんですよ!

物語の冒頭で出てきますが、「先代に代わって」というセリフがあったので以前の御前様とは別人ということが確認できました。

劇中ではおいちゃん、おばちゃんも鬼籍に入っているんだから、御前様も同様のはずですよね。。。

でもこの御前様もきっと良い人で、この町に溶け込んでいるんだろうなあ…と安心しました。

 

新しいキャラクター

高野節子

池脇千鶴さん演じる小説家満男の担当編集者。

なじむ、、この座組になじみ過ぎる…

1回だけなんてもったいない。

やもめ満男の明るい展望が見えてきそうな重要キャラクターです。

 

ここからはお馴染みのキャラクターについて語らせていただきます。

 

さくらさん。

寅さんの大切な妹のさくらさん。

おばあちゃんになっていたけど、さくらさんだあ~って思いました。

孫が可愛いんだろうなあ。女の子だったので嬉しかったんじゃないだろうか。

自分の浴衣を仕立て直してユリちゃんに着せたり。

幸せなおばあちゃんだ。

さくらさんも又色んな人の愛情を一身に受けたはずだから。

さん。

博さんもしっかりおじいちゃんになっていたなあ。ずっといい旦那さんだったんだろうなあ。

冒頭に50年前のプロポーズシーンが流れるんだけど、カッコイイんだよねメチャ。

年取ったなあ。同じ人なのか?と思うほどだ。

 

時の流れを感じたのは、様変わりしたくるまやさんもしかり。

一番に大きい変化は団子屋がカフェになっていたこと。(映画では何も語られずサラッと描かれていました。)でもお店の中の空気感で違和感を感じさせないんです。

時の流れを表してはいるがファンを裏切らない山田監督凄いよ、、、

 

しかし、茶の間は老夫婦の生活に合わせてソファーが置いてあったり、手すりが付いていたり。

 

そしてくるまやの裏手にあった印刷工場はマンションに変わり、そこからやってくるのはお馴染みのタコ社長ではなく、彼の娘の朱美ちゃん。

タコ社長にそっくりの登場の仕方やおしゃべり。嬉しい。

でももう社長はいないんだなということも思い知らされる。。。

(朱美さんの息子が出て来るんだけどかなり笑えます。やんちゃぽいけどちょっと間抜けでダサイ子。彼のサイドストーリーみたいくらい。笑)

 

寅さんの舎弟の源公も歳をとったなあと思うシーンがありまして。

彼の仕事の1つで帝釈天の鐘撞きがあるんですが、、、

それをハアハア言ってついていました。

彼もおじいちゃんになったんだなあ。。。。。。

 

寅さんシリーズの最大のマドンナのリリーさんも老いを感じるシーンがありました。

リリーさんは一生寅さんを想って死んでいくんだろうなあ。

そんな登場だった。

私はリリーさんが一番寅さんに似合っていたとか、結婚すればよかったとか考えた事はない。その理由は簡単。寅さんが誰かの物になるなんてイヤだったから。笑

いつか自分も寅さんに出会えるんじゃないかって思っていたのかもしれない。

私はそれほど寅さんが好きだった。

 

 

夏木マリさんが満男の初恋の人のお母さん役で出ているのですが、映画を観たときに凄く違和感を感じました。

なんか私らの知っているシャープな夏木マリじゃないんです。

後ろ姿をみたときお尻や足がもっさりしていて、違う人みたいで驚きました。

後で彼女のインタビューを読むと、衣装さんが用意してくれたシュッとしたパンツはこの役には合わないと思って自分ですこしやぼったく見えるパンツを用意されたそう。

女優や~夏木マリやっぱカッコイイ!!!

 

 

 

後、ものすごいインパクトで圧倒されたのは、いづみの父親役の橋爪功さん。

凄かった、、、映画帰り旦那と「橋爪功すげええええええええええええ~」と言いあいながら帰ったくらい。

年老いてもなお人間は汚さいやらしさを丸出しにしてしまう。という恐ろしさを見せてくれた。きっと博さんとは真逆の生き方をしてしまった人の末路なんだな…と思わせる。怖いシーンでもありました。

 

 

インパクトでいえば、満男のサイン会に来ていた大阪のおばちゃんを演じていた濱田マリ。最高に笑いました!もしかして私あんなんかもしれない。とわが身を振り返りました。笑

 

これだけ書いても今回の重要人物いづみについて語らない私よ。👈

はい。好きじゃないんです。

はい。単なる嫉妬です。羨ましかったからです。

幸薄い少女役で今回は素晴らしい女性だなとわかったんだけど、、、

好きになれない。。

彼女は暖かい家庭をもった満男が羨ましいと言っていたけど、私は寅さんに大切にされたいづみちゃんが羨ましかった。

私はこちらとあちらの世界があいまいだ。

 

 

風に向かった俺の名前を呼べ。と寅さんは言った。
満男が来てくれないじゃないかと言っていたが、、

寅さんっていつもそばにいてくれているというより、もう自分の中にいるのかもしれない。
私たちは、寅さんならきっとこうするだろうと満男のように思う事ができるのではないか。
それに気づいた。

 

これだけ時間の流れを描いていた映画だけど、、

誰も誰一人寅さんが死んだなんて思ってない。

帰ってこないだけだから。

死んだって聞いてないから。

 

寅さんは死なない

 

 

寅さんを好きな私たち全員の中に沁みついている。

どうやって生きていけばよいか常に教えてくれる指標だ。

だから寅さんは死なない。

 

 

なんかさ。

もうサンタと同じレベルの人物なんじゃないかな。

 

映画のEDでは渥美清男はつらいよの歌が流れた。
今年一番の涙腺崩壊。
しゃくりあげて泣いてしもたわ!!!!!

 

 

 

年末の遅い時間のせいか映画館はガラガラ。年寄夫婦数組とわかい姉ちゃんグループ1組。大声で笑うのは私だけ。旦那は恥ずかしいと言ったけど、、

 違うねん。

男はつらいよ」は会場全体が笑い声でいっぱいだったんだよ。

それがさ。それが「男はつらいよ」の正式な観賞の仕方やねん。

会場全体で楽しい感情を共有する場所やねん。

 

ああ。パンパンに詰まった会場で同じ気持ちの人と観たいなあ。。

 

最後に劇場で買えるおすすめグッズをご紹介

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パンフ💕

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携帯ケース💕

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クリアファイル💕

 

でもイチ押しは、、

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ノート✨✨✨

これ普通のノートとちがうんですよね!

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最終ページには全作品の名前がズラーっと!

これは「男はつらいよ」の映画みたら一作ずつ感想を書き綴るノートだ。

たまらんわ!

書き綴るわ!

ブログの下書きになるわ!

さいこう!

 

 

今回の映画は初心者にとっては寅さんの入門編。

長年のファンには最高の贈り物ってお触書があったけど、、

マジそれな!!!!!

 

初めて観た人は寅さんに会いたくなるだろうし、

長年のファンは私のように寅さんはすでにここにいるって気づく。

 

そんなそんな宝物のような映画でした。

山田洋次監督ありがとう。

 

 

旦那は帰りに二冊も寅さん本買いました。笑

 

 

 

 

 


映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』予告映像

 

 

 

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色んな意味で泣かせる「みんなの寅さん展」

仕事を17:30に終えた私は小走りで電車に飛び乗る。
そう。一刻も早くあの人に会いたい一心で✨

 

あべのハルカス近鉄本店につくと一気に目に入ってくる。これ!いやっほう💕

 

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なんか横でピアノの弾き語りに人が集まっていたが、私は真っ直ぐ彼の元へ走った!笑

 


会場のある9階で「みんなの寅さん展」コチラの案内見るだけで涙目になる。(T . T)


ちゃ〜ちゃらららら〜♪あの軽快な曲が聴こえてくる。私の競歩が小走りになる!

 


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会場の中は初老の男性だらけ。笑 私より少し上の世代の方が多かったかな~


入ってすぐ大きなスクリーンに第1作目の冒頭部分の上映が。

私の大好きなあのシーンである。


ゴルフのホールに今ボールが入る!という瞬間の一歩手前でサッとボールを取って相手に投げて返す寅さん(いいってことよ!みたいな顔で!笑)いきなり笑わせて貰います。

 

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そのスクリーンの横には柴又の風景が一面に広がるブース。その手前には柴又駅前にいる寅さん像(レプリカなのかな)


まさか駅前から来た?と思うくらい同じ大きさでビックリ!
しかし、何度も柴又駅で見ている私はすかさず寅さんの足を見ますね!!


柴又駅の寅さんはみんなに足を撫でられすぎて金ピカになってるから、これは違う像だな!
うん!(持ってこれる訳ねえだろ!👈笑)


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寅さんの衣装。やっぱめちゃくちゃカッコいい。。。╰(*´︶`*)╯♡


今年も流行ってるけど、数年前に雑誌で見た「寅カジ(寅さんカジュアル)」

寅さん風のファッション。着たい~~✨✨

 


だけど私には似合わない気がして挑戦してないのです。。

ダボシャツ欲しい、、(中に着ているの水色のシャツです)

beamsの出しているダボシャツは高い、、

 

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 男はつらいよ ビームス篇

 

 

寅カジから振り返ると第49作目のクレジットタイトルがずらーっと目に飛び込みました。

49作目、、渥美清さんの最期の出演で、我がふるさとの津山市でロケが行われた大切な作品だ。

 

 泣くわ!(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

その横には各作品のポスターがこれまたズラリ。。

 

そしてお馴染み「とらや」のセット!寝てる寅さんもいるし、ここは寅さん記念館かと思うほどのクオリティ、、、

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でも記念館と少し違うのは、お茶の間がお正月バージョンになっていて楽し気な笑い声が聞こえてきそうでした~*:.。.(*ˆ﹀ˆ*).。.:* 

 

その次の展示は超ツボ!これ記念館にぜひ置いて欲しい!!

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寅さんが映画の中で売っていた商品たちと啖呵売のパネル!!!!

凄い…凄いわ…啖呵売って自分で言おうと思ってもついていけないんです。

 

早いんですとっても早口。

会場ではパネルの横に寅さいるんが啖呵売をしているVTRが流れています。

それを聞きながらパネルの文字を目で追い喋ってみますが、、、、、、

ついてけないいいいいいいいい

でも練習したい。これ見て練習しよ。

 

このコーナーの先は撮影禁止だったのでレポりますね。

歴代マドンナのパネルや寅さんの写真、ダイジェストの上映などありましたが、最後にあったのが新作「お帰り寅さん」のコーナー。

 

 

も~やばかった最高にやばかった…

まず、聞いてはいたがーなんだか信じられない情報「とらやがカフェになっている」をまざまざと見れます。

 

いまどきのオシャレな看板がドーンと置いてありました。

カフェの内装写真の展示を見ると昔の雰囲気も残るけどなんかオシャレになっているし、茶の間にはちゃぶ台は無くソファがあったり、、、ああ現代なんだと思い知らされます。

 

 

私が気になったのがカフェのメニュー表!

なんかパンケーキ的な事がかいてあり、いかにも喫茶店みたいなメニューでしたが、ちゃんと草だんごもあってほっとしました。

その中にオムライスの文字を発見!さくらさんが作るんかな???食べたいなあ~✨なんて思いました。

 

そして最後に今回の出演者からのメッセージが並んでいて…

さくらと山田洋次監督の言葉を読んで涙腺は大崩壊…

2人ともどんなに寅さんを恋しく思っていることか!!(´;ω;`)ウッ…

特に監督の悲痛なラブレターには、、もう、、、、むり、、、

 

私たちだって思ってる「寅さん帰ってきてよ」という想い。

涙をこらえる事なんかできませんでした。

何度も読み返しては泣き読み返しては泣きを繰り返してようやく観念した私は会場を出ました…

 

そんな私を待ち受けていたのは…

寅さんグッズパラダイス💕

 

おい、、、

ガチやん…

よくある可愛いお土産風グッズだけじゃない…ぜ…

 

は、、、腹巻あるやん、、、、

2000円??か、、買える、、、ぼ、帽子3500円???

書籍もめちゃそろってるやん…

 

そして私は見てしまった…

最近インスタで気になっていたこれ!!!!

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サムライコアの寅さんシリーズ!!

 SAMURAI CORE OFFICIAL WEB STORE

 

ああああああああるやんかーーーーーーーー!!!!✨✨✨✨✨✨✨

 

カッコイイいいいいいいいいいいい

 アカン…目の前でみてもうたら…

 

 

全部!全部欲しい!!!!!

今買わなきゃもう買わないな!と思い…た、、、大金はたいてしまいますた…

 

 

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あかんしょ…これは…欲しいでしょう…

もう在庫がなくて本品限りだったけど、、買いました!

これと同じ柄のブルーのTシャツも買いました…夏も着たいから…

 

 

 

 

こ’ちらはサムライコアではないですが、、、

欲しかった腹巻!!

ドリーム私のドリーム…

嬉しすぎる…

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後、日めくりカレンダー♪ ああ毎日寅さんに会える…💕

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 最近グッズとかあまり買わない派だったのに、、

 

まだ映画館に行ってないのに…

映画館に行ったらまた欲しいものが…涙

 

感涙とお財布の心配の涙が一緒に出た「みんなの寅さん展」でした~

 

 

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