という映画を観てきました。
映画って、観たいなあと思ってもなかなか行かないので
結局観なかった物がなんと多いか。
この映画に関しては
阿部サダヲのファンであること
よく知っている大阪の町並みが観えるということ
の2つの理由で観に行く決心をした!
行く前に少~しHPを覗いたら
共感度0% 不快度100%
なんて書いてあった。どんだけなんだよ!
と思い観に行くと…
共感度100% 不快度5%
でしたね!私的には。
蒼井優さん演じる自由でワガママな十和子に
異常なまでに惚れているサダヲちゃん演じる陣冶。
お話は
十和子は昔の恋人も忘れられないし、いい男とみれば
関わりあいたくなるしホンマどーしょーもないオンナ。
陣冶は十和子が心配でストーカーのように監視する。
ある日警察から昔の恋人が失踪したと聞いた十和子は
陣冶を疑うようになるのだが…
から始まる。
とにかく、サダヲちゃんを見て何度も吹き出しました。☆≡(*≧ε≦*)
いつもドロドロでボロボロの作業着。
歯が悪く差し歯を抜いてご飯を食べる。
会社でオレは役に立ってる発言。
ワガママをたいがい聞いてくれる。
仕事して帰ってきたの自分なのに私の足を揉んでくれる。
私の旦那やん。(*´▽`*)
うん。確かにあそこまでボロボロではないにしろ
ウチの旦那を誇張して表現した人みたいで
笑ってしまった。
このキャラクターはきっと
キモイくて、得たいが知れない人
という目で見られなければいけないのかもしれない。
でもサダヲちゃんのおかげで可愛い人にしか見えない~
パンフにも書いてあったが、
蒼井優さんもそこのところ苦心されたようだ。
脇を固めるイケメン俳優は
見事なクズゲスっぷりだった!パチパチ
クズ 不快度5%はコイツのせいだ!
しかしさすが竹野内豊だ!見事なクズだった!
ゲス こんな奴いるいる!
映画館に来ていた若い女子は彼目当てかな。
色んな桃李くん観れて良かったね!
騙されてみたい?←私はいやだ。
天使✨かな!
あーやっぱり好きだあ。サダヲちゃん~
一途に十和子を守る姿が泣ける…
後半は
えー?そうだったの?ああああ
そうかあ。な展開になり、ラストあまりにも
でかくて深い陣冶の愛で締めくくられる。
私は阿部サダヲさんの芸名の元になった
阿部サダさんを思い出した。
昭和初期の有名なアベサダ事件。
愛人を絞殺し局部を切って逃げたというサダさんだ。
サダさんに殺された男性(吉っつあん)は彼女を深く愛していたのだろうと
思われる。愛しすぎてしまったのだと。
その姿が陣冶にかぶった。
このお話はアベサダ事件と同じ結末ではないが
くしくも阿部サダヲさんが吉っつあんに見えた。
深い愛に気づいた彼女はこれからどう生きていくのだろう。
少なくとも心は満たされたかもしれない。