今日、義母のいるホームへクリスマスプレゼントを届けに行った。
プレゼントは義母の好きな柴犬が載っているカレンダー。
とても喜んで何度も何度も見てくれた。
と、今回はセンチメンタルairが登場しそうだったのだが、、
帰りのバスでとんでもない事があったので、そのお話をすることにシフトします!
(☼ Д ☼) クワッッ!!!
お義母さんのホームを後にし、私と旦那はバスに乗りました。
乗っている人はまばらで、私達の前の席では大学生風のお兄ちゃんがレポートをまとめている。
しばらくは旦那の実家を無くすことの複雑な思いを、ふんふんと聞いて流れる景色を眺めていた。
が!しかし!
事件はわりかし早く起こった!
バス停を2〜3すぎた所だったか、若く可愛い?感じの女性がバスに乗り込んできた。
その女性は結構他にも席が空いているにも関わらず、私達の前に座っているレポート兄ちゃんの隣にどかっと座った!
(マジどかっ!と音がした)
え?
と思った次の瞬間
もおーーーーーーーーーーーーれつな
臭いがぶわああああああああ!っと流れて来た!
うっごおおおおおおおぉぉぅ
ぬ、、
かはっ!けへ!けへ!
まるで香水の風呂に入って体拭かずにきました、、か、、?けへ、、、
みたいな、相当ヤバイ臭いだ。
バニラとムスクの濃度高めなアレだ。
え?
この人だよね。この臭い。
に、兄ちゃん大丈夫!?
私はバスに乗る前の道すがらにあった
ローズマリーの葉を触っていたので、思わず指の匂いを嗅ぎまくった!!
ふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんがふんが
ローズマリーの心地よい香りで救われたが、ふぉんと香水の臭いが横から鼻に侵入してくる!!
グエッホォ!!!
こ、こう言う時は口呼吸しかないのだが、今は冬。
口呼吸で風邪の菌を喉に付着させたくない!!
で、でも既にこの臭いで喉が痛、、い、、
旦那が持っていたホットコーヒーを引ったくり匂いをふんがふんがふんがふんがふんがふんが
コーヒーには鼻をリセットさせる力が、、、
あ、、
ぷぅ〜ん。
ぐぉ。
ふ。
旦那を見ると、そんなにダメージが無さげ。
鼻詰まってるんか?
ラッキーボーイ!!!
兄ちゃんに視線を移す。
2人がけの椅子の通路側に座られたので逃げ場がない可哀想な彼、、
最初もぞもぞと 窓際へ体を捩っていたが、
その後レポートをカバンにしまいはじめた。
わかる!わかるぞ兄ちゃん!
勉強どころじゃないよな!意識さえもヤバイ状態やんな!
バスもだんだん人が増えてきた。
結構パンパンになってきた。
外国人がたくさん乗ってきた。
彼らは気にならないのかな?
白人だから香水文化があるし、、
と思っていたが、
彼女の周りにだんだん空間ができてきた。
後ずさりした外国人が、後ろの方から連れに
「この人だよ」みたいに指差している。
外人にまで引かれてるー!!!
やべえ、、
やべえ スメルやで、これ、、、
兄ちゃんに再び視線を移す。
窓に身を擦り上げ、鼻をずっと触っている、、、
に、
兄ちゃん!
死ぬな!
いや!死ぬよね!
神様!!
どうか!どうか彼をお救いください!!!
何も言えない優しい彼を!
彼を殺さない、、で、、、
バス停の名前を聞くたびに、まだここか、、
まだこ、、こ、
か
いつまで耐えられる?
わた、、し、、
にい、、
ちゃ、、、
と意識が朦朧としてきた時、
不意に彼女が立ち上がった!!!
「イエスッ!」
思わずのガッツポーズと声も同時にでちゃったよ!!
バスが止まる。
サアーッと降り口まで彼女が走った。
すると
嘘みたいにスゥ〜っと臭いが消えた!!
キレイな風が臭いを押し流すようにスゥ〜っと!
いきなり森林の中に来たような心地よい空気になった!
あまりの見事さに感動し、涙がでそうになる。
兄ちゃんに目を移す!
生存確認!!良かった!!
よか、、った、、あ、、あ、涙
兄ちゃんはホッとしたのか体の力が抜けたようにダランとなっていた。
ほんま、良かった。
兄ちゃん、事故、、事故だよ、、
次からは逃げていいんだよ👈お前もな!
これは間違いなく香害だ。
香りが好きな私でも気を失いそうだった。
あの娘はどこにいくのだろう。
デート?
もし振られたらその臭いのせいだぜ、、、
早く、鼻治しや、、、、
世のため人の為にも!
たのんますわ!