Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

娘と自転車屋のおじさん。

病院の帰り道

踏切を渡った所で帰宅途中の娘と

バッタリ会った。

片手にセブイレのコーヒーを持っている。

 

私も欲しくなり、缶コーヒーを買おうとしたら

「もう100円ちょうだい。おじさんにもあげたいから。」と娘が言う。

 

 

道路の向こう側に小さい時から行きつけの

自転車屋さんが見える。

店のおじさんが寒そうに立っていた。

 

この店は家から駅までの道のりにあるので、ここのおじさんに挨拶をするのが習慣になっている。

 

おじさんは一人暮らし。

寂しいだろうと、私も自転車に空気を入れてもらうついでに話をしに行ったり、

出張の時はお土産を持って行ったりしていた。

 

上の娘は初めての大人用自転車を
ここで買った。
「よそで買った方が安いのに‥」
と言うおじさんに上の娘は
「ここで買うと決めていたから!」と
ピンクの自転車を選んだ。

 

下の娘が大人用の自転車を買いに行った時。

おじさんは嫌じゃなかったら‥と

古い自転車を修理したものを娘にプレゼント

してくれた。

娘はたいそう喜んでずーっと乗っている。

 

私の自転車ももう20年は乗っているだろうか。

何回もパンクを直してもらい、

タイヤごと修理代だけで変えてくれた事も

あった。

 

しかし、私自身コミュ障になっているのか

つい他自転車屋の無料空気入れに

行ってしまう事が多々あった。

 

話が飛んでしまったが、

そのおじさんが寒そうに店に立ってるから

コーヒーを持って行きたいと娘が言うのだ。

話を聞けば、結構よく持って行っているらしい。

「でもな。ホントはコーヒー嫌いだったらどうしようかって思うことあるねん。」

 

いまさらー!笑

 

その時、私は病院の隣の八百屋さんで焼き芋を買ってきていた!Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!

 

「今日はコレにしよ!」

と半分は自分の手さげに入れて、残りを持って

2人でおじさんの所へ走った。

 

「まだあったかいから早く食べてね!」

と娘が渡すと、おじさんは凄く凄く嬉しそうに

笑ってくれた。

 

娘はおじさんとの付き合いを切れる事なく

継続してくれていたんだなあ。

お母さんは尊敬します。

ありがとうね。

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おじさんも食べてるかなあ?

 

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