私が子育て真っ最中の頃に
大好きになった絵本作家さんがいる。
林明子さんだ。
子どもの頃にしか持てない自分だけの
世界が上手く描かれていて
私もそうだった!と思いださせてくれる。
そしてその時、子どもの心に湧き上がってくる感情が
いじらしいほど伝わってくる絵柄なのだ。
夢中で林明子さんの絵本を集めたなあ~
娘も大好きでよく読んで聞かせていました。
そんな林明子さんの原画展がある!と
ネットで知りました!(⊙ロ⊙)
色んな人の行ってきたレポを見て
うらやましくて身悶えしていたair!笑
本当は娘と孫と行く予定だが、
娘は孫が熱を出したのと旦那の
調子も悪く出かけられなかった。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
だからといって私は諦める訳にはいかない。
娘は未来にまた見れるかもしれないが、
私は今を逃して永遠に観られなかったら
悔しくてたまんないので
1人で出かけました。
勇んで伊丹美術館へGO!!!!!
のあああああああああああ!
「こんとあき」じゃああああ!この看板でもう興奮MAX! (。 >艸<)💕💕💕
あきが生まれてからずっと一緒だったぬいぐるみのこん。
ある日こんのお手てがほつれているのに気づいたあきは
おばあちゃんに直してもらうために二人で旅にでます。
もーたまらんの。ほんまたまらんの。こんは生きてるの。
二人で電車に乗って行く道中がホントにたまらんの。
娘も私も1番好きな作品かもしれない。
チケットを買うと「こんとあき」だよーーーーーー!うあああ。
さらにエントランスには、だ・だーん!!
「はじめてのおつかい」じゃああああ!
忙しいお母さんを手伝う為に、はじめてのおつかいにいどむ少女。
必死でね。いじらしーんだよ。可愛くてたまんないよ。
「ぎゅにゅうください!!」が名セリフ。聞いただけで涙でます。
エントランスのこの大きなパネルの横には絵本に出てくる
牛乳が置いてあって、子どもがそれを持って撮影できるように
なっていた…
ああ。まごがいたら…
そして私を休ませてくれるヒマもなく
押し寄せてくる林明子ワールド!!
な!なんじゃこりゃ!!!!
パネルに引き出しがついてる!!!
それにこれは「おふろだいすき」じゃないかああああ!
男の子がおふろに入るとどんどん色々な動物が現れて
一緒に遊ぶというファンタジー
この絵本は個人的に思い出深い。
娘達の為に作った手作り絵本で模写させていただいた。
色合いからタッチなどみるとかつて頑張って描いた思い出が蘇ります。
ぐぬうう!
「はっぱのおうち」だああああ!
この絵本のカマキリが大好きなんだよね~
引き出しにいるよおおおおおおお!
可愛いすぐるうう。
「とんことり」
可愛いの。しぐさが。ホンマ見て。
「おでかけのまえに」
ピクニックに出かける前にお手伝いをしようと必死な女の子。
出かけるのが更に遅くなるハプニングを巻き起こしてくれるんだけど
両親は常笑顔 笑
読者から「我慢強い親ですね」という感想があったとか 笑笑笑
わかるー!
でもね。
ばあちゃんになったらわかる。
この子はけなげで可愛い。一生懸命なんだね。って。*:.。.(*ˆ﹀ˆ*).。.:*
展示室の前に先生の机が。
色鉛筆いっぱーい!林明子先生の色鉛筆のやさしーいタッチが
大好き。
展示室の中に入ると…
もう涙が溢れて先生の作品がにじむ~!!
感極まって涙がぽろぽろ出てきてしまった。
先生の絵が大好き。
なんで好きなのかって
きっと皆同じじゃないかな。
自分の可愛いこどもに重なるから。
似ているから。
こどもの頃の気持ちを思い出せるから。
そして私の涙腺崩壊は
これ
「あさえとちいさいいもうと」
これね。
姉妹のこども持ってるもんからしたらね。
もうね。
心臓ぎゅわわわわー!って掴まれるのよ!
お姉ちゃんが妹と遊んでるんだけど
いきなりいなくなっちゃうんですよね妹が。
必死で探すお姉ちゃんの顔…
わかる…わかるよ…
うちの下の娘は0.1秒目を離すとコツゼンと消える子だったから。
ほんとに大変だったから。
おまけにこの絵がね。
うちの娘達にそっくりなの!顔も髪型も!
私にとって特に大切な絵本なので
目の前に原画があるなんて
もう
涙止まりません!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そしてこの展覧会で一番の収穫。
先生が参考にした甥っ子さん姪っ子さんの写真
どの写真も観たことあるの!
あ!これはあの絵本のあの子だ!ってわかる。
「あさえとちいさいいもうと」
なんかもうそのまんまの写真があった!!!!
服の形も色も髪型も!
これ
ファンにはたまりませんよ!!!!!
鼻血ものです。
又ここで泣いちゃったよ。
そして「魔女の宅急便」
皆ジブリのキキのイメージが強いと思う。
でも林明子先生のキキも可愛いのよ。
この絵本も挿絵なので白黒作品だったのですが、
他にも商業イラストやカットもありましたが
これが驚愕
上手い
イヤ先生つかまえて上手いって失礼だが
ホンマ絵が上手すぎる!
デザイナーとしてもスゴイ人なんだなあと
改めて感動しました。
うおお
かわえええええ!(。 >艸<)(。 >艸<)(。 >艸<)
「こんとあき」の原画展示にも涙腺崩壊ポイントが!
なんと「こん」のリアルぬいぐるみが展示されていて
ファンにはたまらない
しっぽがへこんだ「こん」だった!!
なんでへこんでるって?読んでみて確かめてほちい。
物販コーナーもずるい商品いっぱい!!
娘や孫
そして私の為にたくさん大人買いした!!
物販コーナーでのフォトスポット
ううう。
孫で写真欲しかったよう。
会場には親子連れがわんさか!
絵本に出てくるくらいの子どもが
いっぱい来ていた。
林明子さんの絵本で大きくなって
自分の子にも読み聞かせているであろう
若いお母さんがいっぱい!
娘も行きたかったと
本気で泣いていましたよ。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
これは私が欲しくて買ったグッズ。
図録とクリスマスの絵本3冊組
「あさえとちいさいいもうと」のファイル。
娘にはキキのバック、「こんとあき」のファイル
孫にはレジャーシートと「きゅっきゅっ きゅっ」の絵本
クリスマスプレゼントで娘に送りました。
娘が大切にしていた我が家の「こんとあき」も同封して。
驚くかな。
林明子さんの絵は
いわさきちひろさんの絵に似ている。
どの絵も自分の子どもに見えるのだ。
愛しい感情を湧き起こさせる絵なのだ。
いわさきちひろさんの心を継承している方だと私は思っている。
今日は子ども部屋の奥から林明子さんの絵本を取り出し
1ページ1ページ大切に読み返そう。