Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

お義母さんがグループホームに入所した

金銭的にまだグループホームで過ごしていける展望が無いまま入所になった。

凄い綱渡り!さすがウチの旦那だ!(⊙ロ⊙)

 

 

 

しかし、そこは置いといて今回はお義母さんの様子をお話しようと思う。

 

 

 

自分の居場所が変化する訳なのできっとパニックになるだろう。

 

 

だから、サラーッと事を進めよう!と旦那と義弟の2人と決めて病院へ向う!!シタタタッ ヘ(*¨)ノ

 

 

今日は病院で担当医と話した後、グループホームへ持って行く書類を貰うのに30分くださいと言われていると旦那は言っていた。

 

 

が!!(╬⊙д⊙)

 

 

 

フタを開ければ担当医ではなく、薬剤師さんとの話だった!!(╬◣д◢)ムキー!!

 

 

「いやいや、退院なんやから先生に話し聞いとかな!」と私が先生を呼んでもらった。

 

 

そこで、ここ半年の治療や薬。病状の進みぐあい等を聞いた。

 

 

アルツハイマーの進行を遅らせる薬があっているようだとのこと。(๑´∀`๑)

 

 

夜の徘徊や「ここはどこ?」等の質問がなくなったそうだ。

 

 

ああそれで調子がいいときがあったのか…と納得した。(((uдu*)ゥンゥン

 

 

 

先生にお礼を言って義母の所へ向う。

 

 

 

お義母さんは既に着替えて笑顔で向こうから手を振っていた。(๑゚ヮ゚๑)㋻㋔

 

 

お義母さんは義弟に任せて旦那と私で薬剤師さんと薬の説明を受けた。

 

 

 

「錠剤をペッと出しちゃうので潰して粉状にして出しています。」

とのこと。il||li(ФДФ;) il||li

 

 

 

お手数かけてスミマセン…ホームに説明しなきゃ。な案件です。

 

 

お世話になった皆様にお礼を言いながら外へ出る時に私はふと、七夕飾りに目がいった。

 

お義母さんの短冊が見えた。。

 

 

 

「〇〇(自分の名前)に幸せが訪れますように」

 

 

 

ハッとした。

胸がキュッとなった。。

 

 

 

 

外に出たとたんお義母さんが

「あーーーーー!長かったあ~!やっと家に帰れる~!」と嬉しそうに言った。

 

 

私達3人はギクッ!il||li(ФДФ;) il||li

 

 

 

家に帰るとお義母さんはもうてこでも動かないだろう。と我々は悟る。。

 

 

辛いけど、、、

「実家が地震で崩れて修理中」という話で進めることにした。。。

 

 

ホームについてから、お義母さんの不安と質問はMAXになる。そりゃそうだ。。

 

 

「家が直るまでいさせてもらう所だよ」と説明した。

 

 

 

「ふーん」と言いながら自分の部屋をウロウロし始めたので、旦那と私で契約の話の為に別室へ行った。

 

 

 

本当は義弟が行くべきだが、私より義母を安心させることができるだろう。

と思って居てもらったのである。

 

 

お義母さんのフロア担当のSさんはとても離しやすい方で、色々様子やクセなどをこと細かく聞いてくれた。

 

 

「とにかく笑顔でいてくれるだけが望みです」と旦那は言う。

 

 

 

でも慣れるまで大変だろうなあ…

 

 

「でもご家族がいると全然違いますよね~前に病院で会った時にくらべると…」

とSさんに言われた。

 

 

全無視をする義母の様子が目に浮かぶ……

(OωOlll)

 

 

 

契約に時間がかかりそうなので、部屋のセッティングの為に私だけでお義母さんの元へ向った。

 

 

お義母さんは義弟のおかげでなんとか落ち着いている様子。。。

 

 

 

しかし、時間がないので私が落ち着かせ係りにバトンタッチして義弟に荷物を運び込んで貰った。

 

 

お布団をセットしていると

「え?私がここに寝るの?」と、、

 

まさか私?見たいな顔で、、、

 

 

 

なだめすかして、ひ孫の写真でごまかしてなんとかセッティングを終えた。

 

 

 

ホームの方からスリッパがいると言われた。

心配だがお義母さんをホームへ置いて3人で出た。

 

 

義弟を帰らせないといけない。

何故ならこのホームへ義母が移ったことが義弟の嫁にばれると大変な事になるからだ。

 

 

多分、大暴れの上、自殺未遂だろう。

彼女が作ったプランに1ミリでも外れると怒り狂って「もう知らない!」と実家のことは全無視しているが…

 

 

自分の家の近くに義母が来たことが分かれば…

義弟がどうなるか…

 

 

 

とりあえず義弟を家まで送った後、別れた。さいなら。

 

 

 

私達は踵つきのふわふわスリッパを買いにいく。

 

 

ホームに戻る時間が夕食時だから、サッと渡して帰ろうと思っていたら…

 

 

Sさん「部屋に閉じこもって出てこないんです…」

 

 

やっぱりなーーーーーーー!

 

 

中からカギを閉めて篭城していたようだが、ホーム側の人は外からカギが開けられるので、なんとか食事を渡すだけ渡してくださったようだ、、、、、

 

 

旦那が「お母さん」と声をかけると直ぐに開ける。👈だよねーーーーー。

 

 

既にパジャマに着替えて、ご飯はほとんど食べていた。

 

 

 

私達が入室した後、Sさんが話しかけるとサッと立ち上がり

 

ピシャリ!!!と扉をしめる義母。。。。。Sさん、、すんません…

 

 

「よくここがわかったわね~」と笑顔のお義母さん。

 

ここに連れてきたのが息子だと言う事を忘れていた。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

 

5回くらいその言葉を繰り返す。

 

 

「お母さん、いるものない?」と旦那が言うと

「ここは直ぐ出るからいらないわよ。」と笑顔…

 

 

 

Sさんが薬の時間を聞きにきてくれたのだが

「いりません!!」ピシャリ!Σ\(OωOlll)

 

 

 

私達がなんとか話を進めて21時頃飲ませるように頼む。

 

 

中々帰りづらかったが、帰る決心をした。

 

 

そうしたら、案外さらりと「じゃあね!」とバイバイしてくれた。

 

これは病院にいる時もそうだった…

 

 

 

ホーム側に「慣れるまで大変ですが、よろしくお願いします。」と頭を下げてホームを出ました。。。

 

 

それから一旦、実家に旦那と戻る。19時をまわっている。

 

今から家を少し片付けてからバスと電車を乗り継いで我が家へ帰らなくてはならない。

 

 

でもこの時点で私の体と頭は全く動かなくなった。

目を開けることさえできなかった。

旦那の実家で倒れこんだ。

 

モーレツな疲労感だが、眠れない。。。

 

旦那スマン。。。

 

最終バスが近づいてきた。

なんとか起き上がった。旦那に手を引かれながら実家を出る。

 

 

バスに乗っている間の30分は一言も口をきけなかった。

 

目を開けることもできない。

 

電車に乗り換える。絶対座れないとわかっていたから窓ぎわにもたれた。

家につくまで後一時間弱、、なんとか立っていよう。気をしっかり持って。

 

 

 

 

実は旦那はかなり落ち込んでいた。

このニュースのせいで。

【訃報】相撲漫画『鮫島、最後の十五日』の作者・佐藤タカヒロさん死去


 

この訃報は私が教えた。旦那は知らなかったから。

この漫画を心の糧のように読んできたという。

 

かなり激しい落ち込みようだった。

 

 

これに拍車をかけられたのだろう。

 

 

「オカンには俺や弟がいなきゃ駄目なんだな…」と本心という弱音をはいた。

 

 

 

そうなんだろう。

 

2人がいれば笑顔なんだろう。

 

 

でもそれはどれだけもつのか。

笑顔で居られるのは毎日24時間一緒に居るわけではないから。

 

 

お母さんを愛せるのは24時間一緒でないからだ。

 

わかっているのだろう。

旦那も。

 

でも、でも、でも!と葛藤があるのであろう。

 

 

「〇〇に幸せが訪れますように」

 

 

かさなる。かさなる。親子の思い。

 

でも

 

現実は残酷。

 

両方が幸せはなんて、なんて難しい…

 

 

 

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