それは、、夜の20時頃だったかな。
私は娘とリビングで呑気にテレビを観ていたんだ。。
すると
バタバタバタバタバタバタ!
と隣の娘の部屋から音がした。
ふぅ〜と視線をそちらに向けると、、
il||li(ФДФ;) il||li
巨大な蛾がバタバタと暴れていた、、、
※お気に入りの楳図かずおスタンプ💕
「巨大オオスカシバや!お母さんのクチナシ食べまくっていたやつや!きっと!くそおお!」
2人でプチパニックをおこしてぎゃあきゃあ叫ぶ!!
間が悪い事に今日は旦那が仕事で帰ってこない。
それに上の娘が泊まりに帰ってくる。
なんで今日なん?
なんで?蛾よ…
「網があれば…網さえあれば!」と娘が叫ぶ。
今から買いに行こうにも店開いてない。。。
「もうリビングで寝るしかないわ私!」と娘が言い出す。
えーーーーでも!このままじゃいつこちらに来るかわからんやん!
私はボロボロのバスタオルを握り締めた。
「これを被せて捕る!!!」
「お母さん無理やん!そんなの!!」
見かねた娘がそお~っと先ほど飛んでいた方へ忍び足で進んでいく。
近くにあったハンガーをぶん!と投げてコチラの部屋に急いで戻る!
しーーーーーーーーーーーーーーーーん。
「どっか奥に行ったんちゃうん?」
「まて!オカン!」
荒ぶる私を制して娘がもう一回ハンガーを投げる!!!!!!
しーーーーーーーーーーーーーーん。
「ヤツ、、落ち着いてるな…」
娘が思い切って部屋に侵入した!
電気をつけた!
しーーーーーーーーーーーーーん。
「どっか入りこんだんちゃうん?お前がぐちゃぐちゃ物置いてるところ!」
「しっ!オカン黙って!刺激するな!最後に見たのはこっちやから…」
娘は最後の目撃場所を重点的に調査する為にすこーーーーーしづつ、少しづつ丁寧に丁寧に物をどかして行く。。。。。。
「おった!」
「え???どこどこ??????」
私のいる位置からハッキリ見えないが手前の壁に張り付いているようにみえる。。。
「写メる!」と娘が携帯を持ってそっとそおおおおおおっと近づく。。
ぱしゃり。。。。
👇 写真小さめにしときます…
おるねえ。
おりましたねえ。
オオスカシバちゃうやーーーーーーーーーーーーン!!!!
10cm近くあるんじゃなかろうか。
じっとしてればまだよいが…こいつがバタつくとかなりの迫力と大きな音だった。
「もう実態がつかめたら大丈夫や!つかまえるわ!」👈男前!
娘はいつも虫がでたらCDを焼く為に旦那が購入しているディスクのフタを持ち出して応戦する。
「そんなん届かないやろ?もう新しいの買うからこのザルを使い!」
と台所から取っ手つきのザルを渡した。
が…
娘はCDのフタを握りしめた!
「ザルを使い!」
「うるさい!黙って!!!!!!!!!」👈ひどい
緊迫する時間が流れる…
じりじりと近づく娘。
じ
り
じ
り
じ…
がぽ!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
ちゃらら~ちゃーちゃーちゃーちゃちゃららん!!!(流れるロッキーのテーマ♪)
壁とCDのフタの間にすぅ~っとウチワを滑り込ませる娘。
バタバタと暴れだす蛾!
「ほおらほおら…悪いようにはせんから…大人しくしい…」
すぅ~
上手く挟んで捕獲成功!
すごい!すごいよ!娘!神や!神!!!!!!!!!!!
この模様は動画に撮っていたが、後で聞くと私がかなり涙声。笑
娘は颯爽と玄関へ向かい外に逃がしに出かけた…
後姿は立派な漢だった!!!!!!!!!笑
娘が大仕事を追えて家に帰還し、風呂に入ろうとした時だ。
ぴんぽーん。
絶妙のタイミングで上の娘が帰ってきた。
「おま!わざとやろ!全部終わるの外で待ってたやろ!!!!」
と半裸の下娘が姉向かって叫ぶ!
「ちがうし!ちがうし!」
家族ラインで騒いでいたので知っていたはず、、、👈おま!
何はともあれ、男気溢れる下娘のおかげで、
久しぶりに娘2人に囲まれて和やかな夜がこせました。。。
ありがとう!下娘!