Gardenがーでん

ひとりの主婦の小さな世界 

凍っていた心に温かいお湯が注がれた日

仕事でいきなり契約変更の話があった。

仕方のないことかな…と思うのだが就業時間の話なので死活問題である。

時間短縮か別部署へ移るかの2択だった。

 

話を聞いた初日には仲間と呆然とした。

 

 

正直私は今の仕事が出来ているわけではない。

落ちこぼれている。

仲間にもドンドン置いて行かれてしまっている。

 

 

大きな罰がある訳ではないが、ミスをするたびに

 

なんでこんなに出来ないのか?

 

努力しても変わらないのは私の脳がおかしいのか?

 

認知症なのでは?

うつは脳を破壊すると言っていたがもう戻りはしないのか?等々、、、、

 

毎日自分を責めているのは事実である。

 

 

いっそよそに行くべきなのか…

いや、よそに行ってもきっと一緒だ。

悩んで悩んで結局別部署に行くのをやめた。

 

最近働きすぎているのも気になっていたことも後押ししたと思う。

 

そんなこんなで不安定になってしまって、私の悪いクセの疑心暗鬼がひょこり顔を出す。

 

些細なことよりもっと細かいニュアンスのことでも、全て自分が悪いから「嫌われている」「迷惑だと思われている」という多分被害妄想が発生。

 

その考えに全てを支配されてしまう。

 

この考え方や性格が全て悪い方へ転がっていく要因だと分かっているのに、支配から逃げられない。

 

 

そんな気持ちを抱えたまま週末を迎えた。

副業を真剣に考えなきゃいけないなあという焦りと被害妄想の支配で夢見も悪かった。

 

その上2年間大切にしてきたクチナシが異常に枯れ始めていた。

鉢からすぽっと簡単に外れるくらい根が短くなっている。土を掘ると中から何らかの幼虫がわさわさ出てきた。

 

こいつらのせいなのか?(☼ Д ☼) クワッッ!!!

 

消沈していると旦那がホームセンターへ行こうと誘ってくれた。

クチナシの植え替え用の土と鉢を買う。

 

増税も私の不安を増徴していたので、トイレットペーパーやティッシュペーパー、生理用品を買い揃えてくれた。

 

ああ大切にしてもろてるやん私…いらんこと考えんとこう…と少し思えるようになった。👈

 

その後月1の歯医者さんに行きメンテ。

その帰り道、一縷の望みを持ってファミマへ入った。

ああああああ

あったーーーーーーーーーーーーー!!!!

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実はファミリーマートさん。食品ロスを防ぐため、今年はクリスマスケーキやチキンなどを完全予約制にしてはるんです。

 

そしてそれに拍車をかける

「予約数量限定!香取慎吾が作った超絶おいしい限定Xmasケーキ!」

実はこれ先週の9月21日から予約開始だったのですがウチの近所ではまだチラシが無く…

半ば諦めていたのです。

でも今日あった!!!

その場で即予約!!!!!!

嬉しくて嬉しくて嬉しくてずっと顔がにやけてしまう。

 

こんな悪いクセをもった私をにやけさせるなんて、、、改めて香取慎吾の威力を感じる私、、

(実はこの次の日に完売、、セーフ、、)

 

そしてこの日は前の会社の仲間と3年ぶりの会食の日でもあった。

黙って会社を辞めてしまっていたのに声をかけてくれたのだ。(T . T)

 

待ち合わせ場所で私を迎えてくれたのは満開の笑顔の仲間だった。

 

昨日会ったかのように話せるのが嬉しかった。

 

今の職場の仲間内では最年長だけど、ここでは最年少。とても楽ちん。笑

 

お互いの近況とか今も会社で働いている人達の様子を聞いたりして大いに盛り上がる。

あの時言えなかった事も聞いてもらった。

 

 

 

その中の1人で手相占いが得意な人がいまして、、久々にみてもらうと、、

「ひとりで抱え込んで、深く落ち込む人だもんね。なんでも100%なんて無理だから!50〜60%で良し!としなきゃしんどいよ。そんくらいで十分だと思えば楽になるからね。」

と言ってくれた。

わかっているけど自分では思い切れないことをズバーンと言ってもらうと、、、

楽になった。。👈

 

久々にはしゃいで笑って笑って笑って、楽しい会食だった。。

 

流石にこの夜は悪い夢は見なかった。

 

次の日、昨日受け取り損ねた荷物が届いた。

中からはスペシャルな贈り物が出てきた!

 

以前このブログにも書いた事があるが、 私には芸術家の友人がいる。

その友人に以前お世話になったお礼に葡萄を送った。そしたらそのお礼が来てしまった!

 

それは手作りのイヤリング。

等身大のタツノオトシゴイヤリング。

芸術家の作品だからタダで貰ってよいものじゃない気がする、、、

が、そんなこたあヌキにしても凄く素敵なイヤリングである。

最近保守的になり地味になっていたが、本来の自分を思い出すようなイヤリングだ。

 

ああ、

普段に付けるのは無理だが、、笑

チャンスがあればババーンと身につけて行こう。

彼女の作品が一人でも多くの人の目に触れることを願って。

 

 

この数日間は、アラスカからお気に入りのお風呂屋さんにたどり着いたみたいな感じだ。

 

今私の心はトロトロに溶けているが、もう明日から日常がやってくる。

少し怖くなっているのも事実。

 

 

でもこの二日間で注がれたお湯はしばらく熱い温度を保ってくれそうに思っている。

 

 

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