やっと観ました!「浅草キッド」!!
いやあ、、、、凄かったもあるけど楽しかった~
エンターテイメントだったなあ。。
この映画で初めて深見千三郎という芸人を知りました。
ビートたけしや名だたるコメディアンの師匠。
この映画ではとても魅力的な人物として描かれていましてね~
今はいないタイプの芸人さんだなと。。
劇中のセリフでもあり、たけしさんが忘れられないという師匠の言葉
「笑われるんじゃねえ!笑わせるんだよ!」
おおおおおお
私はただの素人ですが、ああ、真理だなと思いました。
笑われているだけってなんか見てる方の感覚が陰湿になる感じがするんですよね。
笑わせるられるって、こりゃあ1本とられたな!!と気持ちよく笑えるもんね。
まさか深見さんでこんなにアツく語ってしまうとは結構ビックリ。
柳楽優弥くん目当てで観たから!(笑)
もちろん柳楽くんはもーーーーーー圧巻!!
凄すぎるよ、、、、
現在のたけしさんのシーンもあるけど、、あれ、、柳楽くんだよね、、?
あれは驚きます。
全体を通してどうしたらあんなに、たけしさん本人になれるのかマジわからないくらいそっくり!!!
人ってあそこまでコピーできるものなのか???と驚愕するくらい。
こまかなクセとか声色がまあ本人なのでは?と何度も思いましたよ。
世代的に漫才をしていた頃を知っているので余計ですわ。
漫才シーンは懐かしいだけでなく、あの時と同じように大爆笑してしまいました。
ほんとにツービートってすごかったなあ。
まだダウンタウンもいない時代。
今の人が聞いたらひいてしまうほどの毒舌かもしれない。(笑)
北野たけししか知らない世代にもみて欲しいなあ。
彼はあの時代も特別な人だった。
柳楽優弥くんが見事に魅せてくれるから。
昭和40年代に戻って深見さんのコント見てみたいなあ。
奥さん役の鈴木保奈美さん。踊り子役の門脇麦ちゃんも素敵だった。。
この映画を観て、昨年末にあった「志村けんとドリフの大爆笑物語」を思い出した。
この作品で山田裕貴くんが志村さんを演じていて、似てるなあ頑張ったなあと思ったんだけど残念な所もあった。普段のドラマ部分では志村さんぽい所を強調したシーンがあり楽しかったのだけど、コント再現シーンになるとなぜかそこが薄れていて、、(山田君以外も)そんな演出なのか、、出来る役者さん達だからこそつらかった。
逆にそこだけ似てる感を協調して欲しかったな。。好きすぎるから余計に思ってしまうのだろうけど、役者が演じるドリフになっていたなと。
でもドリフの皆さん自身もドリフを演じていてくれたんだなと、この違和感をもって気づかせてくれたように思いました。
「浅草キッド」は最初から最後まで北野武をみせてくれて気持ちよかった。
ラストも暗くなりそうな所をパッと桑田佳祐の太陽の歌声で〆るのが最高でした。
気持ちよかった~!ありがとう劇団ひとり監督!!