私はムンクが好きだ。
理由は…
なんだか私はそこにいる感じがする絵があるから。
中学生の時、「ムンクの叫び」に似ていると言われていたし。笑
そして「マドンナ」に至っては同化しそうになる。
そう。
あれは私だ。
あの絵をのぞくと鏡を見ているような感覚になるのだ。
その時に絵を目の前にしてそう感じた。
しかし…
今回は有名な「叫び」が来る。
そして「マドンナ」も…
でも東京のみで関西には来ない…
もう数日で終了してしまう…
仕事が決まった私は思い切ってムンクに会いに行こうと決めた!!
新幹線に飛び乗り、上野駅に会場の30分以上前に到着した!
が…
…
ひい
いいいいいいいいいいいい!
il||li(ФДФ;) il||li
何あの人たち…
おびただしい数の人人人人人!!!
駆け込みだあ!👈お前もな!!!
行列の人が半端ない。
そのせいで私的にかなりの弊害がありました。
会場までの展示が人で全然観ることができず…
でかい看板とか!
美術展にありがちなムンクの生涯を語っているVTRとか!(屮 oДº)屮
とにかく人だらけで全てが遮られいるんです…
1番悔しかったのが、ムンクの絵がどんどん変化していくアニメーション。
人がいるので三分の二の上部しか観えない!!!👈泣いた…
帰ってググると動画見つけました!!!
ああ目の前で堪能したかった…
ホンマ素晴らしい!売って欲しい。
☟これこれ
永遠に観ていたい。これ作った人天才。
さて、気を取り直していざ!展覧会へGO!
まず最初はムンクの自画像やポートレイトが並んでいました。
画家って自分LOVEの人多いなあ。╰(*´︶`*)╯
今回私が注目したのはポートレイト。
あれ?今までそうは思わなかったけど…
この人好みDA★
ウットリ系。笑
こういう薄~い唇の人惹かれる~ヤバイ✨
今回特徴的だったのが、同じモチーフの絵を何枚も展示してくれたこと。
色々な可能性と物語を探っていたんだろうなあ…
その中に私が鏡をみているようだと感じるシリーズ「夏の夜、声」の木版画バージョンがあった。
あ…怖かったですか?
airの顔こわ!と思いました?いやいやいや私
こんなに綺麗じゃないですよ★
こちらのバージョンがairが鏡を感じた絵になります。
初めて観た時に彼女と私の体の形がピッタリ重なったような気持ちになりました。
なんか楽しくてウキウキしている。
好きな人にしゃべりかけているイメージ。
今回も木版画の前で同じポーズで立ってしまい、後ろの人に笑われました。
くそう体系と年齢が違うけど!
しかたないやん!(屮 oДº)屮
これ鏡やから!👈ヤバイやつ
そんなこんなしながら、あるいは歩いていくと…
私の目に「マドンナ」が!!!!!!!
「マドンナ」を観ると、胸がきゅううううううううって締め付けられました。
まず石板が目に入り思わず走りました。
ああ「マドンナ」!「マドンナ」!「マドンナ」!
彼女を観るとなんでこんなにまで、狂おしくなるのか…
そしてリトグラフの「マドンナ」3点展示されている 方へ駆け寄る。
私の後ろで、「あの目の描き方が…」「黒いところが素晴らしい描き方ね…」とか
言っている人がいる。
ああ
ああ煩い
あの目の線1本1本も私!
私なの!👈相当ヤバイ
私は「叫び」にも似ているが「マドンナ」にも似ている。(と思い込んでいる)
目が落ちくぼんで頬がこけているところとか。
体は全く違ってしまったが…苦笑
今回今まで観たことがないカラフルバージョンに出会えた。
明るい…
ムンクさんこのモチーフを明るくしてみたのはどんな心境の変化なのだろう…
因みに2008年に来日した彼女はこれ☟
血を感じられる赤。
ムンクの女性に対する敬意と恐怖を感じます。
私は生涯「マドンナ」に惹かれ続けるでしょう。
あ!
この作品も何枚もあるのですが、今回、来日した叫びちゃんはこれ
私の感想は
一気に描かれたみたい。薄い感じがする…
ムンク特有のあの重さが…ない。
目ん玉もない。
これは私が知ってるバージョンではないな…
と感慨深く思う事なく通り過ぎてしまいました。
が
帰って調べますと…👈遅い
これは「叫び」シリーズで一番新しい物で、なんと一度盗難にあったていた「叫び」だったんです!
戻って来た時、液体がついてしまっていて修繕が完璧にはできなかったらしいのです。
わあ…どこにどんな跡が付いてしまっていたんだろう…
元がどうだったかも知らないので全く分からなかったなあ…
あーでもやっぱり油彩画の「叫び」が観たい。
塗りこんでる重い感じの…叫びちゃん。。。。
後、何点か気になる絵がありました。
ムンクが友人に子供部屋の絵を依頼されて描いたという「渚の青年たち」という絵
どんよりとした空と表情も見えない青年が3人ほど渚にいる絵…
友人よ…なぜムンクに頼んだ?子供部屋やろ???
間違ごうてるで…
と絵の前でつぶやいてしまいました。笑
後は晩年の絵がカラフルなのも気になりました。
眼病を患ったことにも関係するのでしょうか。
それもあると思いますが、晩年は心穏やかな日が多かったのでしょうか。
そう思いたい私もいます。
らしくないけど
でもそうであって欲しいです。
やはり、死ぬまでに1度ムンク美術館とオスロ美術館に行きたい。
ムンクと同化するまで浸りたい。
まだまだ頑張って行ってやるー!
今回の展示の様子です☟